【初心者向け解説】ハリーポッターは映画・小説どっちからが正解?おすすめの時短攻略法

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映画と小説、どっちがいいの?

ほぼ初めてハリーポッターの世界に触れるなら、

映画も本も

欲張るのがおすすめ。

映画を全部を見ているとまぁまぁな時間がかかるので、おすすめはこの順番です。

1・2作目まで映画 → 小説

これなら、7巻に渡る長編小説を無理なく読み進められます。

一見中途半端なこの方法がおすすめな理由を解説していくので、「ハリーポッター映画と小説どちらから問題」を解決してくださいね。

▪️動画配信サービスや電子書籍の無料体験を上手に使って、映画と小説をまずは試してみる方法も紹介。

目次

ハリーポッターは映画・小説どっちからが正解?答えは「どちらも」

ハリーポッターの世界を200%楽しむ正解は…

映画も小説も

映画の1番の強みはなんといっても、「映像」でハリーポッターの世界を体感できること。

反対に、時間の制約があるので、小説のように細かいエピソードを描き切ることは出来ません。

どうしても大きなイベントを取り上げたり、つじつま合わせになっている場面も出てきます。

(もちろん、めちゃくちゃ練ってありますが。)

一方の小説は、キャラクター描写が細かく、誰1人として意味のない人物やものは出てきません。

キャラクターごとの感情なども細かく追いかけることが出来ますが、あくまで「文字」。

文字だけでも世界は広がるのですが、自分自身の想像力を超えることは出来ません。

どちらにも良し悪しがあるハリーポッター。

映画・小説どちらかではなく、どちらもあって初めて楽しみ尽くせるのではないかと思っています。

なので私のおすすめは・・

1作目 or 2作目まで映画で見て→小説

映画2本は「賢者の石」と「秘密の部屋」。

その後、本をもう一度「賢者の石」から。

賢者の石、秘密の部屋を映画で見て、その後小説を読み始める。

ちょっと中途半端にも思えるこの方法。

おすすめな理由を詳しく解説していきます。

映画を見るとハリポタの小説が読みやすくなる!

映画を見ると、映画の世界観がはっきり頭の中にイメージできるようになります

その状態で小説を読めば、想像力だけでは足りない部分が自然に補われるので、長い小説も読みやすくなります。

架空の世界の雰囲気をリアルにイメージできる

もちろん小説で十分面白いんですが、なにしろあの分厚さ・・

そしてこの冊数。

小説から入ると、最初の方はページが進まないかもしれません。

それで「やっぱり面白くないや」となるのは・・時間もお金ももったいない。

いいえ、何よりもったいないのはそこから先が面白いのに、せっかく扉を開けたのに・・ということ。

そこで映画の映像の力を借りましょう。

そもそもこの映像があって本が出来たんじゃないかと思うくらい、映画の1作目「賢者の石」と2作目「秘密の部屋」違和感0です。

ホグワーツの魔法学校の雰囲気や、ロンドンの駅のホームの様子などが「リアル」に描かれています。

ハリーポッターのホグワーツ特急のイメージ写真

実際スコットランドに向かう列車がモデルになっているんだそうですが、これが新宿駅とか新幹線や地下鉄を思い浮かべてしまうと、物語の雰囲気とは違ってきてしまいます。

ホグワーツのお城や、大広間に浮かぶロウソクだって映画の中では「リアル」です。

ハリーやロン、ハーマイオニーの主要人物だけでなく、先生やその他の人物についても映像でイメージできると、小説にもずいぶん入り込みやすくなります。

実際、私が読んでいた頃はちょうど「賢者の石」が公開された頃でした。

映画を観てからは、本を読みながら頭の中でイメージするのは、ダニエル・ラドクリフが演じるハリーですし、ハーマイオニーはエマ・ワトソン。

ハグリッドはハグリッドです。

カタカナが多いですし、外国のお話なので、やっぱり日本人にはイメージ仕切れない部分も多いんですが、文字だけでは足りない部分を映像がしっかりカバーしてくれます。

なぜ1作品目と2作品目までなのか

じゃあ「映画を最後まで見てから、小説に行けばいい?」のかというと、そうでもなく。

おすすめは映画2作品目くらいまでで小説・本に移ることです。

単純に映画を最後まで見るのは時間がかかるので、小説までなかなか辿り着けないというのもありますが。

それ以上に、3作品目以降は原作本がどんどん分厚くなっていくので、映画の内容と本の内容がだんだん離れていってしまいます。

そうなる前に小説に移る方が、無理なく物語を楽しめると思います。

あの分厚さを2時間ちょっとの映画にするのは・・もう誰が考えても大変な作業です。

1作品目の賢者の石や2作品目の秘密の部屋までは、もちろん省かれるエピソードもありますが、基本的に原作小説の流れに忠実です。

なので、映画を見てイメージが出来ていれば、小説を読みながら、「あれ、こんな話が?こんな設定が・・?!」と楽しみながら読めると思います。

とはいえ、ちょっと気持ちの悪い順番ですよね。

あえてこの順番をおすすめするのは、映画だけで終わらせて欲しくない!小説まで何とかたどり着いて欲しい!からです。

ハリーポッターの原作小説には、映画にない要素がたくさん

魔法薬学

ハリーポッターはたくさんの事実を、多くの人の抱える「真実」で埋めていく物語です。

誰もがバラバラのピースを持っていて、こっちから見るとこうだったけど、あっちから見るとこうだった。

そうやってたくさんの事実が組み合わさって、少しずつ「本当のこと」が見えてくる。

そんな物語がハリーポッターです。

これを描き切るには、やっぱり強いのは「本」です。

小説ではハリーポッターが魔法使いになるまでの「日常」も

魔法使いであることを知らなかったハリーは、11歳の誕生日に自分が魔法使いであること、

魔法界ではめちゃくちゃ有名だということを知らされます。

大人が束になっても叶わなかった「闇の魔法使い」をやっつけた。

しかも、まだ赤ちゃんだったハリーが・・です。

これがそのままその通りなら、「ハリーってスーパーヒーローなんだなー」で終わりです。

でもそうじゃない。

そもそもなぜ、ハリーの家族が闇の魔法使いに狙われることになったのか

なぜ、魔法使いの世界から隔絶された親戚ダーズリーのもとで育てられたのか。

親戚ダーズリーたちはハリーをどんな思いで育ててきたのか。

ダーズリー一家とのやりとりは映画では省かれてしまいます。

ですが小説では、ホグワーツに通う前のハリーが、どんな暮らしをしてきたのかがしっかりと描かれます。

この大前提があるからこそ、突然の「自分の居場所」の存在がどれほど嬉しいものかが分かるし、ハグリッドがハリーに贈ったプレゼントやケーキが輝いて見えるのです。

しかし・・やっぱり映画だと時間が足りない・・!

他の作品でもダーズリー家で過ごす夏休みのシーンは省かれがちですが、夏休みの時間は、ただの物語の始まり以上の意味を持っています。

まぁハリーポッターを初めて手にした子どもの頃は、「さっさとホグワーツ特急に乗らないかな…」と思ってましたが。笑

大人になってから読むと、また違った思いで楽しめるのが夏休みのシーンです。

見ていても、「分かっている」とは限らない

特に1作目・2作目には、その後のお話に続く要素が大量に出てきます。

映画でも同じなのですが、目を見開いて耳をダンボにして聞いていても、多分全部は拾えません。

かといって、「あなたも騙されている・・!」的な物語でもありません。

1作目の段階ではそこまでしか見えない・・というより見せてもらえない。

それが、2作目・3作目・・となっていくと、少しずつ色んなものが見えるようになっていくのがハリーポッターの不思議です。

例えば、ホグワーツでテーブルいっぱいに並ぶ「ごちそう」。

魔法でポンっと誰かが出したのか・・どうなのか・・

ごくごく自然に「見ている」場面の1つ1つに、見えていないもう1つの世界があります。

見えていない世界も、お話のためのお話ではなく。

ハリーポッターの世界の中に生きている人や動物やらなにやら・・全てのものが重なって、1つの物語をほんのわずかな隙間から覗き見しているような・・そんな感じ。

1つの事実を知ると、それまで見えていなかった世界にハッと気づかされます。

同時に、自分が見ていただけで「理解」していなかったことを、次々と突きつけられるのは、小説ならではの面白さです。

一面では捉えきれない繋がりがあり、もしかすると作者以外誰も知らない「真実」がたくさんの事実の間に隠れている、それがハリーポッターの物語です。

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ハリーポッターの面白さは細かい感情が物語を動かしていくこと

ホグワーツ橋

ハリーポッターの原作の魅力は、登場人物の感情が細かく動き、それが大きな流れとなって物語を動かしていくことです。

登場人物の感情や思いなしには、一歩も進みません。

些細なすれ違いや、強い思いが幾つもの筋となって、1つの大きな物語を動かしていきます

主人公ハリーと親友ロンが抱える寂しさと劣等感

例えば主人公ハリーと親友のロン。

初めて会った時から親友になった二人ですが、ずいぶん境遇が違っています。

ハリーは家族がおらず、ひとりぼっちです。

一方、ロンの家はにぎやかな大家族で、個性豊かな兄妹や、「良い人」としか言いようがない素敵な両親に囲まれて育ちました。

ハリーは、ホグワーツに入学した時から有名人です。

ロンは兄弟が優秀すぎて、その陰に自分が隠れてしまうことをずっと気にしています。

そういう気持ちや、これまでの暮らしの中で積み重ねてきた小さな違いが、その後の物語で、ハリーやロンを動かし、さらには物語を動かします。

この微妙なずれやすれ違いは、本でしか味わえない魅力です。

ドラゴンも出てこないですし、魔法すら出てこないので、ここを映画にしようと思うと・・もうどうしようもないことになってしまいます。

たくさんのキャラクターがそれぞれの人生を抱えている

思いや人生を抱えているのは、メインのキャラクターたちだけではありません。

キャラクターの数だけ、人生があって、感情や思いがあります。

たくさんのキャラクターの思いや願い、嫉妬や憎しみ、愛情。

色々なものが渦巻いて複雑に絡んで物語の始まりが「事実」として記憶されている。

事実の裏に隠れてしまった真実があって、それがハリーが生まれた時から、ホグワーツに入学し、7年目の終わりまでずっと絡み合っていく。

17、8年ぶんですから、いろんな人にいろんなことが起こっていますし、実際にはもっともっと前から物語は始まっています。

それが時々物語の中に見えると・・

「あの時の一言はそういうことだったのね」とか、

「だからこういう行動に出たのか・・」

というのが分かって、物語がどんどん立体的に、多重構造になっていきます。

物語が終わりに近づくにつれて、幾重にも重なった人の思いのつながりの、ごく一部を切り取った物語だと気づかされます。

大人にだからこそ面白いハリーポッターの世界

確かにハリー・ポッターシリーズは、児童書として出版されました。

が、今改めて大人にこそ読んでほしい!

複雑な感情の動きや現実世界の問題・伏線だらけのストーリー。

古い伝説や歴史をもとに丁寧に描かれた現実世界から隠された「魔法の世界」。

キャラクターがその世界にはっきりと生きて動いていて、その感情の動きに時に切なくなったり、一緒に嬉しくなったり・・

大人になったからこそ見える世界が広がります。

大人になってから物語を読んでよかったなと思うのは、先生や大人たちに「子ども」だったころ、若いころがあると知っていることです。

子どもの頃って、大人は最初から大人だと思ってましたし、大人の子ども時代を想像できても、「若い頃」なんてものについては体験がないから想像もできない。

でも今は、なんとなく立派なふりをしている「大人」にも、それぞれ事情があることを身をもって体験しています、知っています。笑

だからこそ、ハリーポッターに出てくる「大人」たちの感情まで、まるっと味わうことができる。

それが大人だからこそ味わえるハリーポッターの世界だと思っています。

ハリーポッターの映画と原作小説一覧

まずは原作小説と、映画をまとめます。

ハリーポッターの原作小説は7作品

ハリーポッターの原作は7作品です。

第1巻が「賢者の石」。

※リンクからAmazonの各作品のページに飛べます。

ハリーポッターの映画は8作品

ハリーポッターの映画は8作品。

最後の「死の秘宝」が2つに分かれています。

※リンクからAmazonの各作品のページへ飛べます。

・・とこれだけ量があるので、始め方にもちょっとコツがあります。

とりあえず映画と本を無料で試したいなら

「とりあえず見てみたい!読んでみたい!」ならおすすめはこの2つの組み合わせ。

  1. 映画→Amazonプライムビデオ
  2. 本→Kindle Unlimited

映画はAmazonプライビデオ

2023年12月31日から、ハリーポッターの映画全作品がAmazonプライムビデオで見放題になりました。

2023/12/1にAmazonでレンタルすると、1作品400円ほど。

400×11作品=4,400円!!

Amazonプライム会員の料金は、月額491円(月払いなら600円)。

なので、全部を1回見るだけでもめっっちゃお得に。

しかもレンタルではなく、「見放題」。

無料体験の期間も30日間しっかりあるので、お試しも出来ます。

U-NEXTの無料体験も

動画配信サービスのU-NEXTなら無料体験で600円分のポイントがもらえるので、ハリーポッターなら3作品目まで無料で見ることが出来ます。

U-NEXTでは、ハリーポッター全8作品を1作品のレンタル料金は199円。

無料体験でもらえるポイントを使うことができるので、3作品まで無料に。

「20周年記念」のドキュメンタリー作品が見放題対象なので、本編を見た後でお試しするのも!

■U-NEXTで配信中のハリポタ関連作品一覧

  1. ハリーポッターシリーズ8作品
  2. ファンタスティック・ビースト3作品
  3. ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ
  4. ハリー・ポッターと魔法の歴史
  5. ファンタスティック・ビーストと動物の歴史

原作本は電子書籍を無料体験で試し読み

原作本を「まずは試したい!」なら電子書籍がおすすめ。

こちらはAmazonのサブスクリプションサービス「kindle unlimited」。

ハリーポッター全7作品が読み放題の対象。

30日間無料体験があるので、まずは試してみたいというときにぴったり。

kindle unlimitedの体験談・解約方法についてを読んでおく。

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まとめ

これからハリポタに挑戦しようかな・・映画ちょっとだけみたけど本も気になっているんだよな・・というあなたに試してほしいのが・・

1作目 or 2作目まで映画で見て→小説

映画2本とは「賢者の石」と「秘密の部屋」。

全部見ようってなると大変なので、改めて2作目まで。

この2作で物語を本で読み進めるために、重要な要素を大体把握しちゃいます。

その後、本をもう一度「賢者の石」から。

映像で培ったイメージや世界観をもとに、小説の文字を追いかけてみてください。

より読みやすく、さらにより深く物語を楽しめるはずです。

本を買ってほしい・・!と言いたいところですが、数が多いので・・

まずは電子書籍で・・というのもおすすめです。

全7作品が読み放題になる「kindle unlimited」は無料体験もあるので、映画を見たら試してみてくださいね。

読む時間がないなら「聞く」という方法も。

Audibleもおすすめです。

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