ハリー・ポッターを「本」で読みたい。
しかも「紙の本」がいい。
発売当初なら1種類しかなかったので、それを買えばよかったのですが。
現在は・・
普通の本がハードカバー2種類・文庫本2種類の「4種類」。
ちょっと高価でおしゃれな装飾本が「2種類」もあります。
書店やAmazonで検索かけてもバラバラにヒットするだけで、お手上げ状態。
私自身、大人になってから改めて自分の手元にハリーポッター全巻を揃えようとしたのですが、これがめちゃくちゃ大変でした。
これから読みたいと思った人に、そんな苦労をさせたくない!
この記事では、ハリーポッターの本の種類とそれぞれの全巻の表紙をまとめます。
さらに通販で買いやすいようにリンクも整備しました。
電子書籍もいいですが、やっぱり「紙の本」でハリーポッターを読むのは格別。
明日からハリーの世界に行けるよう、全力で案内します。
ハリーポッターの魔法の世界への扉、あなたはどれを選びますか?
ハリー・ポッターシリーズの本の種類のメインは4つ
ハリー・ポッターシリーズの本には4種類。
- 上製版
- 新装版
- ペガサス文庫
- 文庫・新装版
大きめのハードカバーで一番最初に発売されたものが「上製版」。
新しく表紙のイラストが変更されて発売されたのが「新装版」。
ほかに文庫版が2種類。
ペガサス文庫。

文庫・新装版。
お話の中身は変わりませんが、ハードカバーであるかどうか、本の大きさの違い、値段の違いや文庫本だと冊数が多くなる・ふりがなが違ってきます。
値段と冊数
全作品揃えた場合のお値段や冊数の違いはこんな感じ。
種類 | 値段 | 冊数 |
---|---|---|
上製版 | 27,830円 | 11冊 |
新装版 | 22,935円 | 11冊 |
ペガサス文庫 | 17,116円 | 20冊 |
文庫新装版 | 15,796円 | 20冊 |
漢字の「るび(ふりがな)」
ペガサス文庫は、漢字のるび(ふりがな)が総ルビです。

とはいえ、言われるまで気にせず読んでました。
子どもと一緒に読む・・とか、学校に持っていきたい・・とかならやっぱりペガサス文庫になりそうです。
高学年〜大人向けは、もう1つの文庫「新装版」という住み分けになっています。
ちなみに同じ部分の「上製版」。

改めて見てみると、こちらも結構ふりがな多めですね。
静山社さんによると、小学校高学年〜一般向けなんだそうです。
大きさや特徴がツイートの右下の写真でよくわかります!
🌸春の読書🌷贈り物にも🎁#ハリー・ポッター シリーズ🪄
— 静山社 (@sayzansha) April 18, 2023
はじまりの季節にハリーを読もう!
時間を掛けて全巻読破したとの声も多数です🌟
各バージョンをご紹介📚
ぴったりのものを選んで、読書を楽しんでくださいね!
新装版、ペガサス文庫、新装版文庫の全巻セットは、特製ボックス入り⚡️ pic.twitter.com/lIm8pLR3KZ
豪華な装飾本「イラスト版」「ミナリマ版」
ちょっと高級な上に、全巻は出ていないという特殊なシリーズも。

本が苦手だけど、挿絵多めなら読んでみようかな・・という人にもおすすめ。
イラスト版のジム・ケイさんのイラストは本当に緻密で美しい。
映画のキャラクターイメージも壊さない、絶妙な表現で、ずっと見ていたくなります。
ミナリマ・デザイン版は、ハリポタ映画のグラフィックを手がけたデザイン会社によってつくられたもの。
仕掛け絵本のような要素もあるので「プレゼント」にもぴったりです。
おすすめは?
それぞれおすすめな選び方を紹介しておきます。
リンクでブログ内の詳細箇所に飛べます。
<家で座ってしっかり読むなら>
<持ち運ぶなら>
<イラストで選ぶ>
ちょっと不思議系・抽象系のほうがいいなら
小学校高学年以上の子が読むならどれでもいいですが。
<小さい子・漢字が苦手な子>
<小学校高学年〜大人が読む>
<贈り物・コレクション>
では、それぞれの本の種類について詳しく見ていきます。
大人向けハードカバー:ハリー・ポッター【上製版】
「上製版」は一番初めに出版されたもの。
ハードカバーで他の3種類に比べて、一番大きい本です。
ずっしりくる重さは、重厚な魔法の世界への扉を開けるかのよう。
少し抽象的なイラストもまた不思議さと想像力を掻き立ててくれるので、個人的には1番好き。
ちょっと在庫が安定しないのがたまにきず・・。
全部一度に購入できる時もあるんですが、1巻だけ在庫切れ・・とかもよくあります。
それでもちょっと待っていると入荷されたりするので、辛抱強く買ってください。笑
特にAmazonは上製版のページそのものが時々消えます。
できるだけ反映させたいと思っていますが、リンク切れになっていたらすみません・・。
※2023年5月26日に一部の販売を確認したのでリンクを掲載しておきます。
配送料がかかるものが混じっていたり、なぜかめっちゃ配送が先になっていたりするので、注文するときは注意してくださいね。
あくまで私の意見ですが、Amazonで買うなら「Amazon Prime」の対象になっているものを選ぶ方がいいような気がします・・
あと、定価に対して妙に値段が安すぎるときもあって、その辺りは本当に自己判断かと思います。
「上製版」の全冊まとめ買いも出来ます。
ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリー・ポッターと炎のゴブレット
炎のゴブレット以降は2冊に分かれます。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターと謎のプリンス

ハリー・ポッターと死の秘宝
ハリー・ポッター新装版は全11冊
ハリーポッターの新装版は全部で11巻。
①ハリー・ポッターと賢者の石
②ハリー・ポッターと秘密の部屋
③ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
④ハリー・ポッターと炎のゴブレット
⑤ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
⑥ハリー・ポッターと謎のプリンス
⑦ハリー・ポッターと死の秘宝
新装版全巻セット
「新装版」の全冊まとめ買いも出来ます。
化粧箱付きのセットです。
hontoの2023/4/20現在のお値段では、1冊ずつ買うよりもちょっとだけお得になっています。
小さい子でも!ハリーポッターのペガサス文庫版
ペガサス文庫は全20冊になります。
総ルビなので、小さい子でも大丈夫。
ペガサス文庫版が実は1番人気なんだそう。







ペガサス文庫、文庫版全巻セット
全巻セットもあります。

ペガサス文庫:賢者の石(2冊)




ペガサス文庫:秘密の部屋(2冊)




ペガサス文庫:アズカバンの囚人(2冊)




ペガサス文庫:炎のゴブレット(3冊)





ペガサス文庫:不死鳥の騎士団(4冊)








ペガサス文庫:謎のプリンス(3冊)




ペガサス文庫:死の秘宝(4冊)








大人向け文庫版:ハリー・ポッター新装版
2019年にリニューアルした文庫版。
大人向けだそうです。
全20冊です。
文庫新装版:賢者の石


文庫新装版:秘密の部屋


文庫新装版:アズカバンの囚人


文庫新装版:炎のゴブレット



文庫新装版:不死鳥の騎士団




文庫新装版:謎のプリンス



文庫新装版:死の秘宝
文庫本セットも
新装版の文庫本セットの箱のデザインが素敵。
ハリー・ポッター〈イラスト版〉
ジム・ケイというイラストレーターさんが書いた挿絵付きのハリーポッターです。
私は、「ハリー・ポッターと魔法の歴史」という展覧会を見にいって、そのイラストに惚れてしまいまして・・
可愛いとか綺麗とかを超えて、ちょっとだけ怖さというか不気味さもあるイラスト。
多分緻密すぎるが故だと思うのですが。
なんですが・・!とにかく肖像画以上の肖像画で・・。
マクゴナガル先生とスネイプ先生のイラスト?肖像画?が展示してあって、もう見入ってしまいました。
今でも、パッと思い浮かぶくらい衝撃的でした。
とにかく細かいところまで表現されていて、初めて絵が欲しい・・と思ったくらい。
現在、ハリーポッターシリーズは5作品めの「不死鳥の騎士団」まで発売されているようです。
賢者の石

秘密の部屋

アズカバンの囚人
炎のゴブレット
不死鳥の騎士団
ちなみに私が買ったのはこちら。
ハリー・ポッターと魔法の一年間

これくらいなら英語でいけそう・・!とかっこつけて英語版です。笑
が、ちゃんと日本語版もあります。
プレゼントにもぴったりミナリマ・デザイン版
ハリーポッター映画のグラフィックデザインを手がけた「ミナリマ」というデザインスタジオによるハリーポッター。
表紙・挿絵だけでなく、仕掛け絵本のような要素もあるのがこのミナリマ・デザイン版です。
賢者の石
秘密の部屋

日本語版は「秘密の部屋」まで発売中。
アズカバンの囚人
日本語版の予約が始まっています。
発売は2023年10月5日です。

英語版ですが「アズカバンの囚人」がAmazonで予約受付が始まっていました。
(2023/4/20確認)

発売予定は2023年の10月3日。
2023/11/4-6ごろお届けという表示になっていました。
「英語版」のAmazonの商品ページではでは、どんな雰囲気なのか少しだけ中身のページをみることができます。
プレゼントに贈るなら、ミナリマ版!なくらいに素敵です。
まとめ:結局ハリーポッターの本はどれを読めばいいの?
結局ハリーポッターの本はどれを読めばいいのか・・。
少しずつ特徴があるので、生活に合わせたものを選べる・・という言い方もできますが、迷っちゃいます。
<家で座ってしっかり読むなら>
- 上製版
- 新装版
<持ち運ぶなら>
- ペガサス文庫
- 文庫新装版
<イラストで選ぶ>
ちょっと不思議系・抽象系のほうがいいなら
- 上製版
- ペガサス文庫
小学校高学年以上の子が読むならどれでもいいですが。
<小さい子で漢字が苦手な子>
- ペガサス文庫
こんな感じでしょうか。
・・なんですが・・ハリーポッターのおすすめは「上製版」や「新装版」の重たい方。
重たいです。
ベッドの上で膝の上において読むと、膝が重くなります。
持ち運ぶのは・・ぎりぎり頑張れば。
辞書くらい重いです。
でも、その重さにこそ意味があって。
その分厚さにこそ、ハリーポッターの素晴らしさがあって。
本の重厚さと重さが、魔法界のすぐ近くにあるけど、「マグル」には絶対に気付けない、魔法の世界への重厚な扉そのものなんだと思うのです。
ハリーポッターは楽しいだけの「ファンタジー」ではありません。
結構シビアだし、現実的だし、辛いことも悲しいことも詰まっています。
人間のどうしようもない弱さとか儚さもたくさん。
どうにもならないこと、超えられない「境界線」は物語であっても超えることはありません。
それでも、どうしても寂しい時や辛い時に、そっと寄り添ってくれる、居場所になってくれる。
そんな場所への扉は、やっぱりちょっと重たい方がいいのかな。
そんなふうに思います。
「こんなに分厚い児童書は売れない」
なんて出版前は言われていたそうですが。
面白ければ人間って分厚かろうが、重たかろうが、それすら幸せに感じてしまう。
そんなものかもしれません。
あなたにぴったりのハリーポッターの「本」、見つけてくださいね。
・・とはいえ面倒になったら電子書籍もあります。

\ キャンペーン中 /
1ヶ月980円が… → 3ヶ月99円に!
Kindle Unlimited 今だけ最初の3か月99円で読み放題
(〜12/1まで)
7巻セットも。紙の本を買うより安くなります。
