ハリー・ポッターやファンタスティック・ビーストには、映画のキャラクターやセット、裏話などをまとめた本が出版されています。
大きさや厚さ、そして内容の充実度はまさに「図鑑」そのもの。
いくつかシリーズがあります。
大きな違いは、ページ数と本の大きさと付録の有無。
ハリーポッターについてもっと知りたい人だけでなく、プレゼントにもおすすめなハリーポッターの映画ファンブックがこれらの「図鑑」。
この括りに入らない本もまだまだたくさん。
この記事では、私が実際に買ったり読んだりした体験をもとに、ハリーポッターやファンタスティック・ビーストの映画本をまとめて紹介します。
▪️ハリーポッター原作を読むなら
映画ファン必見のハリーポッター【図鑑】おすすめは?
どれも「図鑑」レベルの充実度なので、1冊ずつが結構お値段します。
大きな違いは、ページ数と本の大きさと付録の有無。
まとめると…
シリーズ | 本のタイトル | 発行 | ページ数 | 大きさ | 付録 |
---|---|---|---|---|---|
魔法使い大図鑑 | 魔法使い大図鑑 | 2023年 | 264p | 33×24 | なし |
ハリー・ポッター 大図鑑 | 魔法界名所大図鑑 | 2015年 | 208p | 29×25 | なし |
魔法グッズ大図鑑 | 2016年 | 208p | 28×24 | ||
魔法生物大図鑑 | 2015年 | 208p | |||
魔法族大図鑑 | 2016年 | 208p | |||
ムービー・ マジック | ①魔法使いと魅惑の名舞台 | 2016年 | 96p | 28×24 | あり |
②幻の動物とその生息地 | 2017年 | 96p | |||
③驚きの魔法グッズ | 2017年 | 96p | |||
④黒い魔法使いの誕生 | 2018年 | 48p | |||
⑤ダンブルドアの秘密 | 2022年 | 102p | |||
映画大図鑑 | 映画大図鑑シリーズ(全12巻) | 2020年 | 各64p | 28×22 | なし |
ハリーポッター図鑑のおすすめは?
ありすぎて混乱しそうですが、こんなふうに選べそうです。
▪️ページ数が多く内容が充実…
「魔法使い大図鑑」
「ハリー・ポッター大図鑑」
「映画大図鑑」
▪️付録や仕掛けあり…
この括りの中に入らないんですが、個人的におすすめの本が…
できる限りたくさん紹介するので、諦めずに最後までスクロールしてみてくださいね。
ハリー・ポッター魔法使い大図鑑
発売されている中で一番新しいのがこの本。
ハリーポッターとファンタスティック・ビーストの両シリーズについて書かれた「図鑑」です。
ハリー・ポッター&ファンタスティック・ビースト 魔法使い大図鑑
ハリー・ポッター&ファンタスティック・ビースト 魔法使い大図鑑
『ハリー・ポッター&ファンタスティック・ビースト 魔法使い大図鑑』
2023年11月9日発売。
ハリー・ポッター、ファンタスティック・ビースト、2つのシリーズに登場する人物にどのように命が吹き込まれていったかも迫る公式ガイドブックです。
ハリー・ポッター、ヴォルデモート、ニュート・スキャマンダーのほか、何十人もの登場人物を詳しく解説し、人々に愛される魔法界の人物が映画の世界でどのように生み出されたのかを明らかにしています。
ハリー・ポッター&ファンタスティック・ビースト 魔法使い大図鑑
公式ガイドブックらしく、ハリーやロン、ハーマイオニー、ニュートなど主要な人物だけでなく、多くのキャラクターが取り上げられています。
俳優やスタッフのインタビュー、舞台裏の写真、コンセプトアート、映画おもしろ情報を満載してじっくり掘り下げた本書で、ホグワーツの生徒や教職員から、闇の魔法使い、魔法省の役人まで、さまざまな登場人物が映画でたどった興味深い道筋を見てみましょう。
ハリー・ポッター&ファンタスティック・ビースト 魔法使い大図鑑
日本語版はAmazonでは中のページが紹介されていませんが、英語版はAmazonで何ページか公開されています。
ハリー・ポッター大図鑑
ハリー・ポッター大図鑑はまさに「図鑑」の大きさと分厚さを誇る本。
印刷がかなり綺麗です。
リニューアルして出版されていて、現在は「魔法界名所図鑑」以外は「並製版」も発売されています。
※上製本…ハードカバー
並製本…ソフトカバー
大きさやカバーが違ってくるので、ネットで購入するときは注意が必要です。
ハリー・ポッター魔法グッズ大図鑑
『ハリー・ポッター魔法グッズ大図鑑』
初版:2016年
ハリー・ポッターに登場する、楽しくて魅力的な「魔法グッズ」について詳しくまとめられた本です。
映画ではほんの数秒しか映らなかったり、映ってもものすごく小さかったりするグッズも、しっかり大きな写真で見ることが出来ます。
例えば、ルーピン先生の部屋に置かれた「蓄音機」。
「アズカバンの囚人」で、ボガートを退治する練習をする時に流れている元気な音楽は、ルーピン先生がかけていた…のだとか。
闇の魔術に対する防衛術の教師の中でルーピン教授が最も遊び心にあふれ、親しまれているということを表現しています。
ハリー・ポッター魔法グッズ大図鑑
J.K.ローリングの物語が、1つ1つのエピソードや時間の流れを積み上げて作られているように、映画でも何気ない持ち物や行動、振る舞いが、ごく自然に感じられるほどに洗練され、考え抜かれていることがよく分かります。
1つのグッズがどういう背景や物語を持って生まれたのかが分かると、映画の場面がより一層感慨深いものになります。
3大魔法学校対抗試合のキーアイテム「金の卵」もその1つ。
1880年代から20世紀初期までロシアの皇帝一族のために作られた金と銀の卵型の工芸品「ファベルジェの卵」もデザインする上で調査されたものの1つ。
現実の世界と上手に混ぜ合わせられることで、不思議でどんでもない魔法の品物が、どこかその辺りを探せば「ありそう」と思わせる空気をまとう。
そんなハリーポッターの世界の不思議の理由に触れることが出来るのも、この本の魅力です。
なんと言っても、1つ1つが本気で息を吹き込まれたものだということが終始伝わってくる…。
映画ではカットされてしまったグッズ、例えば、ロックハート先生が最初の授業で行った「テスト」なんかは必見です。
それから「アズカバンの囚人」のハーマイオニーの時間割も。
時間割って、小学校で使ってたマス目のやつを思い浮かべてたけど…全く別物で、これもまた頭をスコーンと殴られた気持ちになります。笑
個人的に思ったのは…
これを読んでからスタジオツアーに行きたかった…!
スタジオツアーの展示に出合ったときの感動をマックスにするなら、この本はかなりおすすめです。
写真や絵が綺麗で興味深いのはもちろんですが、デザインや表現に、物語の解釈の仕方やものづくりのプロの姿勢が感じられる読み物としても面白い一冊です。
「ミナリマ」のデザインについても、本人のコメントが紹介されています。
ハリー・ポッター魔法界名所大図鑑
初版:2015年
ハリーポッターの映画に登場する「舞台」にスポットが当たるのがこの本。
ホグワーツ城、キングスクロス駅やダイアゴン横丁など、映画の名シーンの撮影セットや舞台裏情報が満載です。
ハリーポッターの魔法の世界は、完全なファンタジーのはずなのに、ものすごく「リアル」。
それぞれのお話が繰り広げられる「場所」もまた、そのリアルな世界観に大きく貢献していることがよく分かる一冊です。
映画の1シーンの写真だけでなく、設計図や、もはやアートなスケッチが紹介されています。
映画ではカットされてしまった場所についても掲載されているので、こんなふうに表現される予定だったのか…と感慨深かったり。
個人的に、ホグワーツ城の船着場は「ぐぁぁぁそうなのか」となりました。
そう、あの名シーンの場所ですね。
(私は、ホグワーツ・レガシーをプレイするまで知りませんでしたが。笑)
ダイアゴン横丁の建物が「斜め」に建っている理由だったり、グリンゴッツの階層図まで出てきます。
物語の舞台となった「場所」から、映画の世界を見直したい人におすすめ。
ハリー・ポッター魔法生物大図鑑
『ハリー・ポッター魔法生物大図鑑』
初版:2016年
スクリーンの中で本当に生きているかのように動く、個性的で愛すべき魔法生物たちは、ハリーポッターの物語の重要な要素。
シリーズ1作目から、生き物のデザインについては、自然な体の作りや動きを重視するように指示が出されていたそうです。
ハリーポッター映画の生き物制作部と小道具部が、どのようにマンドレイクを育て、悪魔の罠の本質を掴み、暴れ柳を作り上げたのか。
アート作品や映画の1シーンや裏情報が集められた1冊です。
例えば、あの巨大な蜘蛛「アラゴグ」。
足を広げた幅が5メートル以上になる巨大なクモは、CGではなく実物大で作られています。
「秘密の部屋」ではハリーとロン、そしてファングを大いに怯えさせた巨大クモの親玉でしたが、「謎のプリンス」では老い、死んでゆきます。
アラゴグはたいへん愛された役柄だったため、アラゴグの最終シーンの撮影でデザインチームは喪章を腕に着けていました。
ハリー・ポッター魔法生物大図鑑
もちろん「作り上げられた」生き物。
ですが、愛され大切に作られたことがよく分かる一文です。
ダンブルドアの不死鳥「フォークス」についても、初代のダンブルドアを演じた「リチャード・ハリス」の様子が紹介されています。
リチャード・ハリスは、フォークスが訓練を受けた本物の鳥ではなく、アニマトロニクスであることを知って驚き、生き物デザイナーに最高の賛辞を贈りました。
「20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」でも、リチャード・ハリスがフォークスを本物の鳥だと信じていた…というエピソードが語られていましたが、
観客以前に、俳優たちを魔法の世界へ入り込ませるという意味で、やはりハリーポッターの作品はすごいのだと思わされます。
ハリー・ポッター魔法族大図鑑
『ハリー・ポッター魔法族大図鑑』
初版:2016年
キャラクターそれぞれの衣装について詳しく知りたい人におすすめなのがこの本。
「魔法族大図鑑」というタイトルですが、衣装やメイク、小道具などがどのように作られたのか、デザイン画や裏話などを交えて語られます。
少しずつ歳を重ねて成長していく子供たちの姿をどう表現するか、さらに言えば、大人になっていく子どもたちの心の変化とどう付き合うのか。
子どもがメインの出演者となったこの映画を作る、大人たちの苦労や工夫がよくわかります。
ハーマイオニーの私服があんまり…な理由も明らかになります。笑
J.K.ローリングの魔法界ムービー・マジック
「ムービー・マジック」は現在5冊発売されています。
J.K.ローリングの魔法界から生まれた魔法映画を体験できるのが、このシリーズです。
第1巻からハリーポッターだけでなく、ファンタスティック・ビーストシリーズについても取り上げられています。
ほかの「図鑑」に比べるとページ数は少なめですが、仕掛けや付録が付いているのが魅力です。
①魔法使いと魅惑の名舞台
ハリー・ポッターからファンタスティック・ビーストの1作品目「魔法使いの旅」までの映画制作の秘密が解説された1冊。
シール、取り出せるデスイーターの仮面、『ザ・クィブラー』などの付録付きです。
②幻の動物とその生息地
映画の中に登場する、さまざまな魔法動物たちが紹介されます。
ファンタビで大人気の二フラーやボウトラックルはもちろん、ハリポタシリーズに登場するドラゴンや屋敷しもべ妖精についても。
③驚きの魔法グッズ
ハリー・ポッターの魔法の世界に欠かせない魅力的なアイテムや不思議な道具について解説されます。
魔法の杖や空飛ぶ箒に、魔法動物がいっぱいのトランク…
デザインや制作の現場が、設計図やコンセプトアート、スチール写真などで紹介されます。
④ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
ファンタビ第2作目「黒い魔法使いの誕生」について紹介されるのがムービー・マジック第4巻です。
映画に登場する人物や場所、魔法動物、魔法道具などが、舞台裏のエピソードを交えて紹介されます。
シール、ポスター、フラッグの仕掛けなど、付録も満載です。
⑤ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
最新作「ダンブルドアの秘密」について登場人物や魔法動物たちの舞台裏が紹介されます。
映画の小道具を再現した付録もたくさん。
ポップアップブックや魔法の杖・箒の本も
「ムービー・マジック」と同じ「インサイド・エディションズ」の編集で、アートブックやポップアップブックも発売されています。
ハリー・ポッター アートの世界
原題は「Art of Harry Potter」です。
ハリーポッターの原作小説から、映画のスクリーンに映し出されるまでに描かれた膨大な数のスケッチや、もはや作品としか言いようのない「コンセプトアート」を集めた絵画集のような1冊です。
他の本は映画の1シーンや撮影裏風景の写真などが多いですが、この本はちょっと違っていて、とにかく「絵」「絵」「絵」!!です。
映画で立体的になる「前」の絵なので、映画に映し出されるもの以上に、とにかく細かく、美しく、また恐ろしくて気持ち悪い…!
小説と映画の間を繋ぐような「アート」で、小説からそのままイメージが引っ張り出されてきて、目に見える形になったような感動があります。
実際の映画ではカットされてしまった場面の絵もあって、特に、ダンブルドアの埋葬のシーンの絵は、原作ファンであれば胸に迫るものがあります。
スケッチもありますが、おおよそ一般人が想像するスケッチの域を超えていますし、コンセプトアートっていうか、もはや美術館に飾ってあるレベルの絵で、一枚ずつが「作品」を超えた物語を持っています。
物凄く時間と手間をかけて、ハリーポッターという文字の世界が映画になったことがよく分かりますし、原作小説の中でぼんやりとイメージしていたものが「まさに…!!」という感じで目の前に広がります。
映画には使われなかったアズカバンや、アンブリッジ先生の「ピンク」感は原作のイメージそのもの。
ちなみに私が今まで見たどの本より大きくて重いです。笑
そこらの昆虫図鑑よりデカいし、重いしですが、その分紙も印刷もめちゃくちゃ綺麗です。
「映画を作るため」に描かれた絵なんですが、小説の世界もより豊かにしてくれる1冊。
一度は手に取って損はありません。
J.K.ローリングの魔法界 魔法が飛び出す ポップ・アップ・ギャラリー
映画ハリー・ポッター ホグワーツのクリスマス ポップアップブック
映画ハリー・ポッター 魔法の杖コレクション
魔法の杖や箒にまつわる本も。
「ハリー・ポッター魔法の杖コレクション」は、主要人物だけでなく多くの魔法使いたちの杖が一本ずつ紹介されます。
美術館に並んだ骨董品を見ているような、そんな気持ちになれる本です。
2024年04月30日には、ファンタビの杖も含めた「完全版」が出版されます。
予約が始まっています。(↓)
映画ハリー・ポッター 魔法の箒コレクション
ハリー・ポッター映画大図鑑
2020年発売の「ハリー・ポッター映画大図鑑」。
豪華な絵や舞台裏の写真のほか、映画製作陣の印象的なコメントを集め、ハリー・ポッターの映画がどうのように生まれ、作り上げられていったのかをじっくり見ることができます。
ハリー・ポッター映画大図鑑シリーズ
全12巻からなる「映画大図鑑」。
箱入りのセットもあります。
一冊ずつ購入することもできます。
1.森、湖、空の生き物
第1巻は森に住むケンタウロスや湖に住む水中人(マーピープル)、さらに空を飛ぶドラゴン。
ホグワーツ魔法魔術学校の周りに広がる森や湖、そして上空には、魔法生物が走り、はい回り、泳ぎ、舞っています。セストラルは禁じられた森で子を育て、水魔(グリンデロー)は黒い湖で遊び、ドラゴンは空を切って飛びます。
ハリー・ポッター映画大図鑑
2.ダイアゴン横丁、ホグワーツ特急、魔法省
ハリーが自分が魔法使いだと知り、ハグリッドに連れられて踏み入れた初めての魔法使いの街、ダイアゴン横丁。
不安と期待でいっぱいの新しい人生のスタートを迎えた、ホグワーツ特急や9と4分の3番線。
「魔法省」についても紹介されます。
3.分霊箱と死の秘宝
3巻は、物語終盤の重要な鍵となる「分霊箱」や「死の秘宝」について。
ヴォルデモートが作り出した分霊箱と、魔法使いの子供達なら誰でも知っている童話に登場する「死の秘宝」。
4.ホグワーツの生徒
ハリー・ポッターの物語の魅力は、頼りなかったり、不思議だったり、ちょっと変わっていてとっても個性的な登場人物の存在。
で豪華なスチール写真と俳優や映画製作陣のコメントが紹介されます。
5.ペット、植物、変身する生き物
この巻では、ハリーのふくろうヘドウィグをはじめとする魔法界のペット、魔法植物、変身する生き物たちが主役。
ハリーポッターの物語に登場するたくさんの魔法動物や生き物たちがどのように作り出されたのか、イラストとコンセプト画や舞台裏の写真でじっくり見ることができます。
6.ホグワーツ城
城そのものが、たくさんの魔法を秘めているのがホグワーツ魔法魔術学校。
大広間に浮かぶろうそくや、話しかけてきたり、時々抜け出して他の絵に遊びに行ったりする肖像画・・
第6巻は、そんな不思議なことだらけのホグワーツ城です。
7.クィディッチ、三大魔法学校対抗試合
魔法界で大人気のスポーツ「クィディッチ」。
ハリーが寮の代表選手として活躍するだけではなく、第4巻では「ワールドカップ」が開かれます。
クィディッチワールドカップの後に、ホグワーツで開かれた「三大魔法学校対抗試合」。
絵や写真、映画製作陣のコメントから、魔法が山ほど詰まった競技や試合がどうやって作られていったか知ることができます。
8.不死鳥の騎士団と闇の力
闇の魔法使いやヴォルデモートに対抗するべく創設された「不死鳥の騎士団」。
第5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」で、そのタイトルにもなっていますが、ヴォルデモートがかつて権力を握っていた時代にも存在しました。
2つの陣営について詳しく語られます。
9.小鬼、屋敷しもべ妖精、闇の生き物
魔法の世界に暮らすのは、魔法使いだけではありません。
魔法使いの銀行「グリンゴッツ」は小鬼が守っていますし、監獄アズカバンはディメンターが囚人達を押さえつけています。
屋敷しもべ妖精のドビーは、ハリーを救おうと不器用に努力し続けます。
9巻では、闇の生き物や働く生き物について徹底解説されます。
10.魔法族の家と村
魔法使いの世界は、人間達の世界のすぐそばにありながら、人間達に見つからない場所にあります。
ロンたちウィーズリー一家がクラス「隠れ穴」や、ルーナ・ラブクッドが住む不思議と危険がいっぱいの家。
魔法使い達だけの村「ホグズミード」や、ハリーやグリフィンドール、ダンブルドアも過ごした「ゴドリックの谷」も。
10巻では、ハリー・ポッター映画で描かれた魔法使い達の家や村を再び訪れます。
11.ホグワーツの教職員
11巻の主役はホグワーツの先生たち。
大人の魔法使い達は、子供達以上に個性的で魅力的です。
大人な分、すぐには分からない重層的な奥の深さを持っていたり。
校長のアルバス・ダンブルドア、もはや欠かせない存在のセブルス・スネイプ、そして生徒達を守ろうと動くミネルバ・マクゴナガルなど、ハリー・ポッター映画を支える先生達が紹介されます。
12.魔法界のお祝い、食べ物、出版物
カラフルで豪華な「ごちそう」やお祝いパーティーの華やかさは、映画だからこその強み。
ククリスマス・ダンスパーティー、ウィーズリー家の結婚式の飾り付けや、ホグワーツの教科書など、豊かな想像力で演出された小道具や衣装をのぞき見ることができます。
グラフィックデザインを手がけた「ミナリマ」
ハリー・ポッター魔法グッズ大図鑑でも多くのページに登場した「ミナリマ」。
入学許可証や吼えメールなど、今でもグッズになって愛されている多くのデザインを手がけた「ミナリマ」について語られた1冊も。
さらに、新刊は買えないけど、メルカリや中古なら買えるかもしれない本も紹介しておきます。
日本語版は大きい本屋さんにたまーにこっそり残っていたりします。
私はメルカリをチェックしまくって手に入れましたが、もう本当に素敵な本です。
ただ映画の写真や文字を並べただけでなくて、写真や文字、イラストなど、本を構成する全てがアートのようなのです。
さらに、映画の中に登場する小物などの付録付き。
付録というより「レプリカ」という言葉の方がぴったりくる再現度の高さです。
英語版なら新品がAmazonで購入できるので、新品がいい!!という方にはおすすめ。
英語だろうが日本語だろうが、デザインの美しさは変わりません・・!
本っっっっ当におすすめ。
ハリーポッターのホグワーツ・レガシーや公式美術集も
ハリーポッターシリーズの美術や図面の本やゲーム「ホグワーツレガシー」についての本も。
映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式美術設定&図面集
メイキング・オブ・ホグワーツ・レガシー
日本語では廃盤だけど…ぜひ読みたいハリーポッター映像の魔術
日本語では廃盤になってしまっていますが、中古や英語版でも手に取っておきたい本を紹介します。
ハリー・ポッター映像の魔術
たくさん集めるんじゃなく「1冊」にまとまった本が欲しい…!
という思いを満たしてくれる1冊が、「ハリー・ポッター映像の魔術」。
廃盤になっているので、メルカリなどで中古を購入するしかありません。
3度編集されて出版されています。
- 映像の魔術
- 映像の魔術 完全版
- 映像の魔術 完全増補版
3つ目が元の定価も高いのですが、メルカリなどでもかなりお高い…
私も「映像の魔術」の1番最初の版をメルカリで購入しました。
開いて見て、たくさんの質が高すぎる付録や写真などなどに、もう心奪われてしまいました。
英語版であれば、「完全補完版」が新品で手に入ります。
紀伊国屋書店や楽天ブックスなどで、まだ新品が注文できるので、私は英語版を購入して辞書片手にうんうん唸りながら読みたいと思っています。
より「読み物」として大ボリュームなのが…
ハリー・ポッター映画大全
こちらも2011年の出版なので、コレクター価格になってしまっていますが…。
英語ですが、2018年にUpdate Editonが発売されていて、これはまだ定価で手に入ります。
まとめ:プレゼントにもおすすめなハリーポッター映画の「図鑑」
ハリー・ポッターやファンタスティック・ビーストの映画ファンブック、映画のキャラクターやセット、裏話などをまとめた本を紹介しました。
「図鑑」という名前に相応しい読み応え、持ちごたえのある本たちばかりですが、どれも絵や写真がとっっても綺麗。
何度も取り出して読み返したくなる本たちです。
シリーズ | 本のタイトル | 発行 | ページ数 | 大きさ | 付録 |
---|---|---|---|---|---|
魔法使い大図鑑 | 魔法使い大図鑑 | 2023年 | 264p | 33×24 | なし |
ハリー・ポッター 大図鑑 | 魔法界名所大図鑑 | 2015年 | 208p | 29×25 | なし |
魔法グッズ大図鑑 | 2016年 | 208p | 28×24 | ||
魔法生物大図鑑 | 2015年 | 208p | |||
魔法族大図鑑 | 2016年 | 208p | |||
ムービー・ マジック | ①魔法使いと魅惑の名舞台 | 2016年 | 96p | 28×24 | あり |
②幻の動物とその生息地 | 2017年 | 96p | |||
③驚きの魔法グッズ | 2017年 | 96p | |||
④黒い魔法使いの誕生 | 2018年 | 48p | |||
⑤ダンブルドアの秘密 | 2022年 | 102p | |||
映画大図鑑 | 映画大図鑑シリーズ(全12巻) | 2020年 | 各64p | 28×22 | なし |
ページ数が多く内容が充実…
「魔法使い大図鑑」
「ハリー・ポッター大図鑑」
「映画大図鑑」
付録や仕掛けあり…
まだまだ手に入れたことのない本も多いので、少しずつ実際に読んでみた感想を追記していきたいと思います。
▪️ハリーポッター原作を読むなら