ハリーポッターの映画に登場する、さまざまなものの「デザイン」をしたのが「ミナリマ」です。
あの「手紙」も、あの「絵」も・・あの「地図」も。

私たちのハリポタ
=「ミナリマ」
といっても過言ではない。多分。
そんな「ミナリマ」の店舗が、なんと「大阪」のど真ん中に!
お店の様子だけでなく、大阪に住んでいるからこそ分かる「アクセス」についてもお伝えします。
移転前に行けなかったというあなたのために、記事の後半では移転前の南堀江の店舗、さらにスタジオツアー東京にあるミナリマ店舗についても紹介します。
遠くて行けないけど、気になる!というあなたに、ネットでも買える「ミナリマの本」についてもまとめます。
↓この本・・すごいです。もう。
▪️ミナリマデザインの本を全て見る(↓)
アクセスは?ミナリマ大阪が2025年4月2日に移転オープン!
現在ミナリマの店舗は、「なんばパークス」というショッピングセンターの中にあります。


アクセスは、地下鉄など各路線の「なんば駅」が最寄りですが、大阪市内を観光したりする場合は「御堂筋線のなんば駅」が便利ですし、わかりやすいです。
南海電鉄「なんば駅」下車すぐ
地下鉄御堂筋線・千日前線「なんば駅」下車
いわゆる駅ビルよりは少し中心からズレ他場所にあるので、その分、店舗や通路が広めに作られています。
おしゃれなショップが多いので、ミナリマだけ!ではなく、ほかのお店やカフェ、レストランなどが利用できるのもありがたいです。
なんばパークスを抜けてすぐのところには、ヤマダ電機の大型店舗もあったりします。
ハウス・オブ・ミナリマ
〒556-0011 大阪市浪速区難波中2-10-70
なんばパークス5F
営業時間 11:00~21:00
2019年から2025年3月16日の閉店まで、ミナリマ店舗は、この難波パークスからちょっとだけ離れた南堀江という場所にありました。
そのときと比べて営業時間も長くなり、アクセスも良くなったので、観光のついでやちょっと立ち寄る、なんてことがやりやすくなりました。
USJの後にミナリマでお買い物!というのもよりやりやすくなりましたよ。
▪️USJのハリポタエリアについて(↓)
ミナリマとは?ハリーポッターのグラフィックデザイナー「ミナリマ」


ハリーポッター映画に登場するあれやこれやが「ミナリマ」のデザインです。
なので、1作品でも映画を見たことがあれば、ミナリマを絶対に知っています。
いや、むしろ見たことなくても知っているかも?
2人のデザイナーが組んだ「ミナリマ」
デザイン・スタジオ「MinaLima(ミナリマ)」は、2人のグラフィックデザイナーによるものです。
そもそも「賢者の石」の映画でタッグを組んだのがきっかけで、その後もハリーポッター全作でさまざまなデザインを手がけてきました。
ファンタスティック・ビーストのデザインも「ミナリマ」によるもの。
ミラフォラ・ミナとエドゥアルド・リマで、二人の名前から「ミナリマ」なんだそうです。


写真はトークショーの様子。
関連記事>>>2023年12月「ミナリマ」大阪トークショー!詳細と感想まとめ
ミナリマのギャラリーストアはロンドンと大阪の2箇所
ミナリマのギャラリーストアは、本国ロンドンと、なんと「大阪」にあります。
ミナリマ作品が展示・販売されるのが、「ハウス・オブ・ミナリマ-House of MinaLima™」の位置付けです。
お店の人によると、このなんばパークスの店舗の内装は、ロンドンの店舗によく似た作りになっているそうです。
ではミナリマデザインを見てみましょう!
あれもこれも「ミナリマ」のデザイン
あれや・・


これや・・


「あの」家系図も・・!


ハリーポッターの映画だけでなくファンタスティック・ビーストでも、デザインを手がけているミナリマ。
私たちの頭の中に出来上がった「ハリーポッターの世界」は、ミナリマで出来ていると言ってもいいくらいなわけです。
改めて見ると、すごく可愛いとかキレイとか以上に、「不気味さ」や「不思議さ」が存分に混じった独特な世界観。
だからこそ、ハリーポッターの映画は、「子ども向けのファンタジー」に止まらなかったんだろうな・・と妙に納得してしまいました。
新店舗!大阪なんばパークスに「ハウス・オブ・ミナリマ」がオープン
オープン前からわくわく、ドキドキしながら行ってきましたので紹介します。


なんばパークスの5階に、やはり突如現れた不思議空間「ミナリマ」。
前を通る人たちが必ず「え?これなに?」ってなるほど目を惹くので、多分迷うことはありません。(できません)


ウィンドウの中もものすごく雰囲気があって、これ全部ください。って言いそうになります。


どれが売り物でどれが売り物じゃないのかわかりません。


…と思っていたら、欲しかったのもを見つけてしまいました…が、これは後ほど書くとして(…隣のフクロウ欲しいな)


お店の一番奥には「ミナリマ」のお二人の写真と…




あのお手紙が。


ハリーが受けとった魔法の世界への入り口、「入学許可証」のデザインもミナリマさんのものなんです。
レジの隣にはこんなものが…


直筆です。


スタジオツアーでも、自分の住所や名前をいれて入学許可証を作ることができますが、ミナリマでも特注することができます。(お値段はとんでもなく違いますが)
その実物が飾られていました。
ミナリマデザインのハリーポッターの本や、ポストカード、缶バッジなどさまざまなグッズが販売されています。
こちらは「ブラック家の家系図」デザインの商品。


キーホルダーなのですが、よくよくよくよく見ると、とんでもなく重厚です。


ファンタビのサントスのデザインも登場していました。


憧れの羽ペン。


ペンなので、ちゃんと書けます。
オズの魔法使いや美女と野獣などの物語が、ミナリマの手にかかると…


色鮮やかに、新しい命が吹き込まれます。


ハリポタやファンタビもいいのですが、こちらのコーナーもぜひ!!
来年には「星の王子さま」のデザイン本の発売も予定されているなど、次々に新しいミナリマワールドが生まれています。
ミナリマ大阪には本やグッズが勢揃い!秘密の部屋を購入!
ポストカードや教科書など、もう素敵なものがたくさんなのですが…
その中でおすすめなのが、ミナリマの本!!



通販でも買えるんじゃ?
その通り。
重いし、取扱注意だし、私も他の2冊は通販しました。
ですが…
なんとなんと…!


ミナリマ大阪で買うと…




ブックプリントがついてくるのです。


ミナリマの本より一回りだけ小さくて、ポストカードより大きな、このブックプリント。
ミナリマの海外通販サイトなどのお知らせで、ときどき「プレゼントしますよー」って届いていたのですが、ミナリマの海外通販サイトはドルですらなく、ハードル高すぎまして。
いつも「いいなー」と思っていたら、まさかの…!!!
しかも、このブックプリント、書籍を買うといただけるのですが、書籍「ごとに」違うのです、絵が…!!
これはもう、店舗に行って「うっゎ」ってなってください。
ぜひ。
「マジック・オブ・ミナリマ」には…。
全部ここで買えばよかった…と若干の悔いを残しつつ。笑
重たいのと、傷つけたくないので神経すり減らしながらおうちに帰りました。笑
そしてもう一つ…


こちらも海外のミナリマさんのインスタか何かで見ていて、日本ではいつかしら‥なんて思っておりましたら、なんと販売されておりました…!!!
見て欲しいのが、この凸凹感なのです。


細かい装飾はもちろんなんですが、立体感がすごくて。








ポストカードや本など、平べったいものとはまたちがった魅力があります。
…本当は、キーホルダーの方を狙っていたのですが、このピンバッチよりさらに装飾がついている分、「おおおお」ってなるお値段だったので、断念。笑
どちらも存在感があって、抜群に所有欲を満たしてくれます。おすすめ。
以前の店舗の時よりも、新商品などが入ってきやすくなりそうな感じだそうです。
いろいろ新商品についてはインスタグラムでおしらせします!と店員さんがおっしゃっていました。
マジック・オブ・ミナリマでミナリマの世界観を学ぶ
とはいえ、大阪まではなかなかすぐには無理!…ならば、ミナリマのデザインワークについてまとめられた本もおすすめです。


ここまで、ギャラリーを見てきたあなたなら察しはつくと思いますが、本の中身もお行儀よく並んでないです。
まるで、そこから再び動いてきそうな。
そして・・情報過多。
『グラフィックデザインのすべて』・・だもんな。
10冊に分けても売れるって・・きっと・・!
それを詰め込むのが「ミナリマ」なのかしらと思わされる一冊。
重い、デカい、内容も重い。笑
でも、ハリーポッターの映画を、世界丸ごと楽しむためにはうってつけの1冊です。
ハリーポッターのミナリマデザイン版は3冊
ハリーポッターのミナリマデザイン版は3冊が発売されています。


「アズカバンの囚人」は2023年10月に発売されたばかりです。
どんな思いが込められているかは次の記事で。
美女と野獣など名作のミナリマ・デザイン本も
不思議の国のアリスや、美女と野獣といった「名作」も、ミナリマの手にかかれば・・。






▪️ミナリマデザインの本を全て見る(↓)
【移転前】2025年3月閉店までの南堀江のミナリマ大阪も素敵だった
移転前のミナリマ大阪は、いわゆる「ミナミ」と呼ばれるエリアの中にありました。
【閉店】MINALIMA 大阪店(移転前)
大阪府大阪市西区南堀江1丁目10−11 西谷ビル 2号館1F
営業時間 12:00~19:00
もともと南堀江にあった大阪のギャラリーは、2019年に1年間の期間限定で出店されたものだったそうですが、2025年3月の閉店までこの場所で営業を続けてくれていました。
突然魔法のように現れる、真っ赤な壁のミナリマ大阪
大通りから少しだけ入ったところに、突如「赤い」壁のお店。


ショーウィンドウには「マジックオブ・ミナリマ」の巨大本が。


どきどきしながらお店に入ると・・
入ってすぐに広がる、この景色。


奥の方にもう少しスペースがあるので、思っていたより広かったです。
そして、かなりスペースを開けて展示されているので、ゆったり見て回ることができます。
お店の一番奥から入り口に向けて撮影してみました。


もっときゅうきゅうかと思ってた。
ですが、机の上とか飾り棚の中は「きゅうきゅう」なのです。笑
このギャップがまた、いい。
ハリーポッターの「ミナリマ本」


「ミナリマ」本、と呼ばれるおしゃれすぎるこの本。
本屋さんで見かけたことがあるかも怪しいし、もちろん中見れないです。
が、そこは「ミナリマギャラリー」。
「見本」が普通に置いてあります。
日本語版と英語版の両方。
さらに「賢者の石」と「秘密の部屋」だけでなく、10月に発売される「アズカバンの囚人」まで・・!!
が、神々しくて、ちゃんとめくれない。笑
自分で買ってから家でゆっくり見たいというのもあって、薄目で見ました。笑
本
本の中の「仕掛け」が惜しげもなく公開されています。


本の仕掛けを「吊るしちゃう」って、発想がすごいな。


独創的すぎて、これだけではどのシーンかわかりません!笑
本をめくると、文字だけのページよりもイラストや仕掛けや、何かしらあるページがほとんど。
イメージする「仕掛け絵本」を超えてるんですが、共通の言葉がこれしか浮かばないことをお許しください。
でも、きれいなアートワークとして飾っとくというより、「遊び尽くしたもの勝ち」っていう感じがしました。
むしろ、小さい子に持たせてビリビリ・どろどろにされるくらいのほうが本が喜びそう。笑
実際、見本はいろんな人が触るので、ちょっとよれよれな部分があったりするのですが、それがまた、なんかいい。
繊細で緻密なのに、なんだか「どーん」としている。
ちょっと不思議な本だな・・と初対面して感じました。
ハリーポッターやファンタビに関するグッズやアートボード
まず目に入ってくるのは、大きめの「アートボード」。


結構お高いです。
が、欲しくなるものばかり。
ポストカードじゃなくてこのサイズで欲しい・・と思わせる魅力がすごいです。
しかし、めちゃ高いので、ある程度買うことを念頭に行かないと、多分躊躇します。


ポストカードもたくさんありました。
絶妙におしゃれ。
大人の部屋にも飾れるおしゃれさです。
いや、むしろ・・扱いきれないくらいの・・。


レターセットやら、メッセージカードですら、こだわり尽くされ、もはや「展示」です。
動かしていいんかな??って不安になります。
お店の一番奥にはポスター。


もうオシャレすぎてどれが商品で、どれが展示品かわかりません。


ファンタスティック・ビーストのコーナーも。


店内の「装飾」がすごすぎる
商品は・・どれなんでしょう?笑


この棚全部ください!!って言いたくなるくらい、置いてあるもの1つ1つがものすごい雰囲気を持って向かってきます。
目が渋滞。


右側の棚の上に置いてある、オシャレなプレゼントの包装紙は、レストレンジ家の家系図をあしらったもの。
ラッピングペーパーとして販売されていました。
・・トランク・・!


こちらもただの装飾ではないのです。
椅子の上に乗っている「クッション」の「カバー」は売り物です。


ギャラリーらしい大物装飾も
細かな装飾だけではなく、大物も。
一番はやはり、レストレンジ家の「家系図」。
奥の壁一面に描かれています。


地下鉄の駅構内の巨大広告くらいでしか見たことのない大きさ。


探しますよね、そりゃ。


この家系図については、ハリーポッターよりも、ファンタスティック・ビーストの中で秘密が明かされます。
ダーズリー家の暖炉から吹き込んできた、入学許可証。


まるで、映画の中の一瞬を切り取ったみたい。
日刊預言者新聞も。
実際に、映画の中で使われた新聞です・・!!




ギャラリーと言われて、改めて納得。
びっしり詰まったデザイン豊かな小物。
そして華やかな色。
目がいくつあっても足りないし、目がチカチカ、くらくらします。
(いい意味で)笑
普通のお店で体験したことのない空間で、本当にここ大阪?ってなりました。
いやぁすごかった。
ミナリマ”東京”ってどこにあるの?
ハリーポッターのスタジオツアーの中に、ミナリマのショップが入ってます。


スタジオツアーの中のミナリマは、天井がめちゃくちゃ高いので、上の方に向かって装飾が施されています。


壁一面が、「ブラック家」の家系図になっています。
すごい迫力です。
床面積は狭めですが、このごちゃごちゃっとした感じがたまりません。


アートプリントの販売も。


ここはグッズショップのエリアですが、中の展示エリアにもミナリマのコーナーがありました。




スタジオツアーの中のミナリマの店舗は、スタジオツアーのチケットを買わないと入れません。
そう考えると、無料で入れる「ミナリマ大阪」はかなり有難い存在。
夜21時まで営業しているので、朝からUSJに行って、その後ミナリマでお買い物!なんてこともできるようになりました!
まとめ


とにかく・・すごいの一言。
入った瞬間と出た瞬間の体温3度くらい上がってそうなくらい。
それまで考えてたり悩んでいたりすることが、一瞬で吹き飛びます。
で、夢中になってあちこち見た後、なんだか元気になっている。
ああ、きてよかったな・・と思っている不思議な場所です。
ただの「コンセプト・ショップ」とかではないです。
それくらい、この空間を作り上げるのに「賭けている」。
時間も、お金もだけど、なにより「心を込めて」、世界を作り出している。
これ、このスペースの広さでこんなに感動してるんですけど・・
スタジオツアーってこの比じゃないほどデカいんですよね?
・・感情どうなっちゃうんでしょうか。笑
※追記:大変なことになりました。笑
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