ハリーポッターといえば、今までUSJでした。
が、2023年6月にとしまえん跡にスタジオツアー東京が完成しました。
どっちにも良さがあることは大前提です。
それでもどっちか選ばないといけない・・!
そんなときに、どちらを選ぶべきか、フラットな比較ではなくて
もっと偏った意見が欲しい!
そんなあなたに向けて私の独断と偏見で比較します。
USJとスタジオツアーがおすすめな人
まずは結論から。
USJがおすすめなのは・・
わいわい派
ハリーポッターの世界観に入り込みたい
反対にスタジオツアー東京がおすすめなのは・・
静かに1人派
じっくりハリーポッターの世界を楽しみたい
その理由をそれぞれのいいところ・イマイチなところをもとに解説していきます。
USJ,スタジオツアーのいいところ・イマイチなところ
まずはUSJのいいところと、いまいちなところ。
⭕️ホグワーツ城
⭕️没入感
⭕️イベントの規模大
▲狭いので混みやすい
▲近くに寄れない
スタジオツアーのいいところ、イマイチなこと。
⭕️屋内→写真が綺麗
⭕️じっくり見れる
⭕️展示物の数が圧倒的に多い
⭕️一人でも平気
⭕️ご飯がテーマパークの域を超越
▲あくまで「スタジオ」
完全に独断と偏見で比較してみます。
USJ | スタジオツアー | |
---|---|---|
場所 | 屋外 | 屋内 |
没入感 | ◎ | スタジオ感強め |
イベント規模 | 大 | 小さめ |
アトラクション | 本格的 | 体験的 |
展示との距離 | 遠い | めちゃ近い |
天気の影響 | あり | ほぼなし (屋外は少ない) |
ご飯 | ・・ | 美味しい! |
バタービール | あり | あり(カップ付き) |
ぼっち参戦 | ▲ | 楽しい |
広さ | 狭い 混雑 | 広い 時間予約制 |
お客さん | 「ついで」も | ハリポタ「だけ」 |
グッズ | 少ない | 多い |
料金 | 8,600~ 10,900円 | 6,500円 |
2024年10月28日現在
ちなみにスタジオツアーは公式に「4時間かかる」と書かれています。
めちゃ歩きます。体力との戦いです。
USJハリーポッターエリアのいいところ・イマイチなところ
まずは、USJの方から!
⭕️ホグワーツ城
⭕️没入感
⭕️イベントの規模大
▲狭いので激混み
▲近くに寄れない
USJのハリーポッターエリアの魅力は没入感
USJのハリーポッターエリアの魅力はやはり没入感です。
上から下まで本物…
ここはスタジオツアーが敵いっこない部分。
やはりスタジオに組まれたセットが多いので、上を見上げるとスタジオのライトだったり、裏に回るとセットの枠組みが見えたりします。(それもいいのですが)
一方USJ は、建物もお城も360度全て「実物」。
現実感を持って迫ってきます。
なんといっても一番は「ホグワーツ城」。
天気がいいと本当に・・綺麗です。
そして・・デカい。言葉が見つかりませんが、シンデレラ城みたいな衝撃。
映画で見たままのお城が広がります。
まさにホグワーツ「城」。
時間の変化によって、表情が変わるのも屋外施設ならではの魅力です。
ホグワーツ城の裾野に広がるのはホグズミード村。イギリスで唯一魔法使いや魔女「だけ」の村です。
夜はさらに雰囲気が増します。
本当に小さな「魔法使いの村」に迷い込んだような没入感が味わえるのは、やはりUSJ。
それもそのはずで、ハリーポッターの物語の世界を壊さないよう、「本物」を目指して作り込まれているのですから。
郵便局の天井を見上げると・・
ふくろうがたくさん・・!
お土産ショップも、上を見れば装飾だらけ。
今気づきましたけど・・
ニンバスじゃないですか・・??
テーマパークなので、演出がにくい…!
本物の空間を使った、本物の演出です。
ホグワーツ城の中もこの雰囲気。
石造りの建物が生む、空気の冷たさまで本物です。
何がすごいって、ちゃんと天井までしっかり作り込まれていること。
スタジオツアーでも同じように動く肖像画の展示があります。
こちらも迫力満点なんですが、天井はやはり「セット」になっています。
USJのホグワーツ城の内部で感じる、「迷い込んでしまった」感はやはり格別なのがよくわかります。
▪️ホグワーツ城の内部はここで!
さらに「マジカル・クリーチャーズ・エンカウンター ~魔法生物との出会い~」というイベントでは、映画に登場する魔法動物達に会えちゃいます。
ファンタスティック・ビーストで大活躍した「二フラー」。
絶妙な本物感でお兄さんとやりとりする姿が見られます。
こういう可愛い演出は、やはりテーマパークであるUSJに分がありますね。
ほかにもドラゴンやヒッポグリフ、ピグミーパフに会えます。
◾️詳しくはこちら(↓)
イベントの規模感が大きい
イベントの規模の大きさもUSJの魅力です。
ハロウィンには、「デス・イーター~ホグズミードの危機~」が開催されました。
ハリーポッターエリアに、デスイーターが登場し、魔法使いとバトルを繰り広げます。
小さなステージが断続的にさまざまな場所で起こり、さらにデスイーターの姿をしたキャストがエリア内を歩き回り、お客さんと戦ったり…!!
プロジェクションマッピングでは蛇の姿や闇の印がホグワーツ城に映し出されました。
これは本当にすごかった…!
エリア全体に音やBGMが響き、本当に物語の世界に迷い込んだようでした。
こういった演出が映えまくるのはやはりUSJのすごさ。
正直なところこのイベントを通して、ハリーポッターエリアの本物感や没入感を生む「こだわり」がようやくわかったような気がしました。
クリスマスのプロジェクションマッピングもこの迫力です。
▪️10周年イベントについて(↓)
ハリーポッターのアトラクションがある
映像を使ったアトラクションに乗れるのは、USJならではです。
ちょっと酔う人は酔ってしまう系なので、誰にでもおすすめ…!とはいきませんが。
それでも「ハリーと一緒に映画の世界を冒険したい…!」という願いを叶えてくれるのが、「ハリーポッター・フォービドゥン・ジャーニー」です。
怖いところや映像が注目されることが多いですが、個人的にはやっぱり生身に感じる感覚のすごさに注目してほしいところ。
ドラゴンの炎が、ディメンターの冷気が、全身を直撃!USJハリーポッター
炎の熱や、冷たさを感じられるのってやっぱり楽しい!
そして精巧に作られたドラゴンやディメンター、さまざまな装飾を見るのもめちゃくちゃ楽しいです。
▪️不安な方はこちらも(↓)
USJのイマイチなところ
個人的に・・ですよ。
USJは、他にもいろんなキャラクターや映画を扱っています。
特に最近は日本のアニメやら何やらすごいので、ハリーポッターのエリアに来るのはハリーポッターだけに興味がある人ではありません。
だから・・混む・・!!!
ディズニーに比べると、ハリーポッターのエリアって狭くて鬱蒼としています。
そもそもが「ホグズミード」という村ですから、ごみごみしていた方が雰囲気が出る・・というのはわからなくもないです。
・・が。
人が多いと、もう人なんですよね。
マグルだらけだぜ。
ここは本当に好みで、そのゴミゴミした感じがいい!!というのもあると思いますが。
朝一番のハリポタエリアは大好きですが、人でごった返した雰囲気はちょっと苦手です。
夜は暗さも手伝って雑多な雰囲気が収まるので、より世界観を味うなら夜がおすすめかもしれません。
近くに寄れない、ゆっくり見れない
USJって、どう観ていいのか結構わからなくて。
私だけが早足になっているのかと思いきや、早足で歩きながらスマホで写真を撮ろうとしている若者をたくさん見かけたので、気持ちが焦ってしまうのはみんな共通のよう。笑
自分や友人、家族の写真を撮っている人以外で、あまり立ち止まっている人がいないのです。
それから細かい展示物などは、天井に近い高いところにあったり、がっつりガラスのショーケースの中だったり。
(ガラスケースって本当に写真が難しい)
やっぱりテーマパークなので、「雰囲気」を味わう方が大きいです。
さらにホグワーツ城の中はものすっごい暗さなので、写真もなかなかの難しさです。
もちろん最近のiPhoneはすごいので、ちゃんと補正はしてくれますが。
「キャッスル・ウォーク」が開催している期間はいいのですが、アトラクションでは荷物を預けてしまうので、ホグワーツ城の中でのスマホ撮影もなかなか難しい…!
写真撮影のために「ポケットの付いた服を着ていく」と書いてらっしゃる方がいて、「なるほど‥!!!」ってなりましたが。
難しいのは屋内の写真撮影だけではありません。
屋内に負けないくらい屋外の撮影もめっっちゃ難しい。笑
人が多いので、人を避けて取ろうとすると、なんだか中途半端に上だけ撮った写真が出来上がります。
上手に撮れないので、あんまり写真の数が増えないのも私とUSJの関係です。笑
晴れると最高なんですがね。
ハリーポッタースタジオツアー東京のいいところ・イマイチなところ
ではハリーポッタースタジオツアー東京の方はどうか。
⭕️屋内→写真が綺麗
⭕️じっくり見れる
⭕️展示物の数が圧倒的に多い
⭕️一人でも平気
⭕️ご飯がテーマパークの域を超越
▲あくまで「スタジオ」
人混み苦手で、じっくり見たくて、写真下手くそな人におすすめです。
あと、ご飯は美味しい方がいい人。
・・書いてて思いましたが、テーマパークに向いてない人ですね。
屋内だから写真が綺麗に撮れる
ハリーポッタースタジオツアー東京は、その名前の通り「スタジオ」なのです。
映画が撮影されるスタジオは、どんな角度からカメラを回してもいいように、絶妙にライトやら角度やらが調整されています。
だから・・
私みたいな写真へたっぴが撮っても、信じられないレベルで綺麗に撮れます。笑
左がスタジオツアー、右がUSJです。
人も多いし、狭いので、いい角度なんて探せないUSJに対して、スタジオツアーはパッとカメラのシャッター切ったら綺麗です。笑
天気にも左右されません。
曇天のホグワーツ城は目で見る分には美しいんですが、写真だと初心者はこの差が出ます。笑
晴れパワーすごすぎる。
ちなみに私は最初スタジオツアーへ、USJとかディズニーランドの感覚で行きました。
なので、
いやいやそんな写真撮らんし、私
って舐めてました。
ですが、終わってみれば458枚撮っておりました。
ええ、一人で行きましたよ。
誰かとの記念写真とか一切なしで、この枚数です。
それでも元気があれば、まだまだ撮れたんじゃないか・・と思うくらい。
まだまだ撮りたいものや、撮りたい瞬間がたくさんありました。
これは1つ自分の中での大発見かもしれません。
展示物の数が圧倒的に多い
雰囲気はUSJに負けてしまう部分もあるものの、圧倒的に展示されているもの、見られるものの数が多いのがスタジオツアーです。
写真がキレイに撮れるのはもちろんですが、それだけ撮りたくなるものが多いということ。
建物で「街」や空間そのものを魅せる展示もあれば。
日韓預言者新聞など、展示物をしっかりと見せる演出も。
もちろん「映画」の裏側を知ることもできるようになっています。
1つずつ展示品をじっくり鑑賞させたかと思えば、数の暴力でハリーポッターの世界に引きずり込む。
見るものの数だけでなく、「見る」という体験そのものにバリエーションが多く、飽きさせない工夫がされています。
展示物との距離が近いのでじっくり見れる
スタジオツアー東京の雰囲気は、どちらかと言うと博物館や美術館に近いです。
なので、展示が・・近い。
というかもう、展示の「中」です、気づけば。
ハリーポッターの世界をリアルに近づけているのは、映画には一瞬しか映らない…もはや一瞬たりとも映らない小物や装飾の1つ1つがどこまでも精巧に創られていることです。
なので、これを近づいてしっかりゆっくり見られるのは、そのままハリーポッターの世界を楽しむことにつながるわけです。
さらに展示を歩いて見ていく・・という形なので、USJとは違って人が溜まりにくい仕組みになっています。
道幅もあるのでそれぞれが見たいものをじっくり見ることができます。
見たいものが渋滞しすぎて意味がわからなくはなりますが。笑
もちろん場所によって柵はありますが、それ以外のガラスの棚などには近づけてしまいます。
じっくりゆっくり見ることができる、ハリーポッターが好きとか綺麗なものが好きな人には嬉しい。
セットなので、上にライトとか見えちゃうんですが、それでも圧倒的な空気感です。
禁じられた森・・好きすぎました。
テーマパークなどに比べて、静かです。
もちろん静かにしなきゃいけないルールはないのでその日によるかもしれませんが、しんと静かな空気感も美術館を思わせました。
一人でも大丈夫!
私は・・USJはちょっと一人は無理かな・・と。
人がゴミゴミしているので、一人だと目立ってしまう気がして、USJはちょっと無理かもしれません。
ディズニーもランドは行けましたが、シーはやっぱり誰かと一緒がいいかなと思ってしまった、ノミの心臓です。笑
ですが、スタジオツアーは全然一人でも大丈夫!
チケット見せるために並ぶ入場待ちの時は、ちょっと辛かったですが、中に入ってしまえば全く気になりません。
時間予約制な上に、施設内が巨大なのであまり混雑を感じませんでした。
もちろん誰かと行って、わいわいやるのも楽しそう。
ですが、人によって、時と場合によっていろんな楽しみ方ができるのもスタジオツアーのいいところだなと思います。
グッズが多い
ハリーポッターに全振りの施設ですから、グッズが多い!
イギリスの通販サイトで売っていた(もう日本では買えなくなってしまいました)グッズもあります。
日本の通販サイトでは買えないので、もはや東京に行くしかない!!涙
ミナリマグッズも購入できます。
本も揃っています。
ネットでしかお目にかかれない本を実際に手に取って選べるのも嬉しいところ。
そしてグッズショップそのものもめちゃくちゃ広いです。
通路も十分な広さがありますし、天井も高いので、あまり混雑を感じずにお買い物できます。
ご飯が美味しい・・テーマパークの域を軽く飛び越えるクオリティー
事前に食べログとかで、ご飯を調べたりはしましたが、いや・・高いよな・・。
とかって思っていました。
で、実際行って見て。
もう運ばれていてびっくり。
いい香りがする・・!!!
大体冷たく固まっているわけで。笑
そういうのがテーマパークのごはんのデフォルトで、まぁそんなもんだと思って受け入れて生きてきました。
なのに、いい意味で裏切られまくりました。
美味しい・・!!
一人で行ってるので、誰かと食べる楽しさとか抜きなので、シビアな感想だと思います。笑
ハリーポッター(としまえん)ご飯はどうする?レストランやカフェ、バタービールも
雰囲気もあるけど、このお値段の価値はある・・!!
限定メニューもたくさんあるので、私はご飯だけでも食べに行きたいくらい気に入りました。
あくまで「スタジオ」
とはいえ、あくまで「スタジオ」。
USJのホグワーツ城のリアルサイズの迫力には敵いません。
実際の木の感じとか、空とか・・さらに言えば、湖に映るホグワーツ城とか。
これは室内では絶対にできないこと。
その代わり、スタジオツアーの方のホグワーツ城は、初期の映画に使われていたミニチュアなので、ぐるっと一周してみることが出来ます。
遠くから見えない細かいディティールが楽しめるので、これはこれでいいのですが、やはり本物感はUSJのホグワーツ城の勝ち・・かな。
室内についても、USJの方はしっかり天井まで作り込まれているのに対して、スタジオツアーは上に撮影用のライトや撮影スタジオの天井が見えます。
同じ寮の得点を表す砂時計も、置かれる場所と照明によってこれだけの差が生まれます。
雰囲気や空気感はやはりUSJに軍配が上がりそうです。
まとめ:どっちがおすすめ?USJとスタジオツアー
USJとスタジオツアー、どっちがおすすめかまとめていきます。
それぞれがおすすめな人
USJがおすすめなのは・・
わいわい派
ハリーポッターの世界観に入り込みたい人
もちろんハリーポッターだけじゃないので、そういうお得感もありますよね。
アトラクションもありますし。
反対にスタジオツアー東京がおすすめなのは・・
静かに1人派
じっくりハリーポッターの世界を楽しみたい人
広さとしてはUSJの方が広いそうです。
東京ドーム3個分だとか。
そうは言ってもUSJの場合は、自由に出入りできないお城の面積や湖とかも入っちゃうのではないかと。
なので体感としては、圧倒的にスタジオツアーが広かったです。
ささっと見てご飯食べても4時間くらい、普通にかかってしまいます。
なので個人的には「ハリーポッターだけをしっかり楽しむ」なら、スタジオツアーをおすすめします。
それぞれのいいところ・イマイチなところ
USJのいいところと、いまいちなところ。
⭕️ホグワーツ城
⭕️没入感
⭕️イベントの規模大
▲狭いので激混み
▲近くに寄れない
スタジオツアーのいいところ、イマイチなところ。
⭕️屋内→写真が綺麗
⭕️じっくり見れる
⭕️展示物の数が圧倒的に多い
⭕️一人でも平気
⭕️ご飯がテーマパークの域を超越
▲あくまで「スタジオ」
一覧にするとこんな感じ。
USJ | スタジオツアー | |
---|---|---|
場所 | 屋外 | 屋内 |
没入感 | ◎ | スタジオ感強め |
イベント規模 | 大 | 小さめ |
アトラクション | 本格的 | 体験的 |
展示との距離 | 遠い | めちゃ近い |
天気の影響 | あり | ほぼなし (屋外は少ない) |
ご飯 | ・・ | 美味しい! |
バタービール | あり | あり(カップ付き) |
ぼっち参戦 | ▲ | 楽しい |
広さ | 狭い 混雑 | 広い 時間予約制 |
お客さん | 「ついで」も | ハリポタ「だけ」 |
グッズ | 少ない | 多い |
料金 | 8,600~ 10,900円 | 6,500円 |
2024年10月28日現在
どちらも行きたいけど…
どっちかしか行けない!!
というときに、参考にしてみてくださいね。