運営者ririとハリーポッターの関係と、このブログについてまとめます。
よろしくお願いします!
運営者とハリーポッター
30代も半ばになりましたが、ハリーポッターシリーズが大好きです。
初めて出会ったのは、中学生の頃。
そこから毎年発売されていくのをリアルタイムで追いかけた世代。
新刊の発売が待ちきれなかったのを今でもはっきりと覚えています。
寂しさや虚しさを埋めてくれたハリーポッター
ただ、ワクワクだけではなかったように思います。
中学生時代は、私にとって暗黒時代。笑
楽しいことよりも辛いことの方が多かったし、悔しい思いが強く印象に残っています。
そんな中で、学校から帰ってきた後や休みの日にひたすらハリーポッターのページをめくる。
その瞬間だけ、ハリーに起きた魔法のような新しい展開がきっと起こるはず・・と信じられた気がします。
大人になってからハリーポッターについて、「はみ出したものたちが活躍する」物語だと語られているのを聞いて納得が行きました。
スーパーヒーローではない、ハリーやハリーを取り巻く友人や大人たち。
それぞれがキレイに生きられなくて、不器用で、カッコ悪くて。
でも、その凸凹があるからこそ、物語が前に進んでいく。
そんな不器用な登場人物たちの姿に自分を重ねていたのかもしれません。
そこからしばらく仕事やら何やらで、ハリーポッターの世界そのものを忘れていました。
もしかしたら、苦い記憶が染み付いた物語をどこか遠くへ追いやっておきたかったのかもしれません。
ファンタスティックビーストで再びハリーの世界へ
2016年の「ファンタスティックビースト」の公開で、もう一度ハリーポッターの世界へ足を踏み入れました。
自分の手元に少しずつ、ハリーポッターの本を集め始めます。
大人になってから読むと、こんな表現だった?と改めて思うことがたくさん。
むしろ、小さい頃には見えていなかったものが見えてくる。
その奥の深さと緻密さに気付かされ、ますますその世界にハマっていきました。
世界が一層深まったのは「英語」で読み始めたこと。
英語で読み始める
大人になってからハリーポッターを読んでいて、ふと、原書ではなんと言っているんだろう?と思いました。
高校生くらいの時に、一度英語版に挑戦したことがあるのですが、その時は背伸びをして「炎のゴブレット」を買ってしまい、速攻挫折しました。笑
そんな反省を生かして、今度は「賢者の石」から。
最初は全然進みませんでした。
が、だんだんだんだん早くなっていき、今では5巻に突入。
さすがにこの辺りはお話も複雑かつ、分厚いですが、それでもやっぱり「本物」の文章を読めるというのは、どんなに時間がかかっても新発見しかないです。
難易度・・とか気になりますが、そもそも本国イギリスでは、子供たちが読んでいるわけで。
日本で小説読む時だって、小さい頃には何を言っているかよく分からないことや、難しい言い回しに出会うことだってありますから。
そうやって考えると、特に物語に関しては、難易度とか気にしていちゃもったいないんじゃないか・・
と自分を説得しました。笑
本当の言葉で読めるのはもちろんですが、英語なので1ページ、1文にかかる時間が結構なことになります。
ゆっくりゆっくり楽しめる。
日本語では読み飛ばしたりしてしまう細かい部分まで、丁寧に時間をかけて読むことができるという特別すぎる「おまけ」を楽しんでいます。
ブログについて
このブログはハリーポッターの読み方や見方をお伝えするブログです。
ブログ立ち上げの理由は、30代になって改めてハリーポッターの本を買おうとした時に困ってしまったから。
ハリーポッターの本が多すぎる
困った理由は、ハリーポッターの本が多すぎるから。
ハリーポッターの本を、大人になってから自分の手元にも置いておきたいと思い、ネットや書店を覗きました。
がしかし。
ハリーポッターだけでも、文庫版が2種類、ハードカバーが2種類の計4種類発売されている。
厳密には、文庫版もちょっと新しいものに変わったりとか、とにかく「混在」している。
しかも、Amazonにも常に在庫があるものとないものがあったり。
さらに、ハリーポッター全7作品だけでなく、ファンタスティック・ビーストや「呪いの子」と、もはやてんやわんや状態。
映画もあるし、本もあるし・・え?舞台も??
これじゃあ読んでみよう、見てみようと思っても、「めんどくさい」ってなりそう。
そう思って記事にまとめて公開したのが始まりです。
そうやって調べていくと、本の読み方も、紙だけじゃなくて、電子書籍で読む方法があったり。
さらには、オーディオブックという方法があったりと、読み方・始め方にも色々な選択肢があることに気づきました。
選択肢が多いのは嬉しいことではありますが、どこで始めていいのか分からなくなる要因にもなりかねない。
とにかく、ハリーポッターの作品に触れるための方法をいろんな角度から伝えることで、一番良い始め方をしてほしい。
と思いを込めています。
子供の頃に読んだ人が知らないことも
じつは、子供の頃に読んだ人も知らないことがあったり。
私自身、ハリーポッターの続編に「呪いの子」があることは知っていて本で読みました。
が・・
関連した作品があることを本当に知らなかった。
ハリーたちが使った教科書であり、ファンタビの主人公「ニュート」が執筆した「幻の動物とその生息地」。
ハリーポッターの本編にも登場する、魔法界の童話「吟遊詩人ビードルの物語」。
それ以外にも、「エッセイ集」なる電子書籍のみの発刊のものまで。
この「エッセイ集」が曲者で。
本当にこの本に出会えたことが、ブログ始めて一番よかったことなんじゃないかと思うくらいの衝撃でした。
ハリーやロン・ハーマイオニーの目線からしか見えていなかった物語が、もうひとつ・もう二つと新しい視点を与えられてしまいます。
そうやって新しい視点を与えられてしまうと、もう・・本編が涙なしでは読めなくなったり。
あんまり好きじゃなかったキャラクターが、急に愛しくなったり。
そんな風に、大人になってこんなに読み方・印象がガラッと変わるのか・・!と衝撃をくれるハリーポッターの世界。
知っていると思っていると裏切られる、そんな世界をもっと知ってほしい・・!と思っています。