【ハリポタ以外も】ハリー・ポッター原作者J.K.ローリングの作品一覧

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ハリー・ポッターの作者、J.K.ローリング。

ハリーポッター以外の作品はなかなか話題になりませんが、呪いの子やファンタビといったハリーポッターシリーズ以外にも作品があります。

ハリーポッターの流れを継いだ作品もあれば、もう「超・大人向け」の作品も。

私は実際につい最近、子ども向けの童話・・と侮っていた「イッカボッグ」を読んで、頭をガツンとやられました…。

やっぱりこの人の描く物語って素敵だなと改めて。

さらに、ハリポタのファンタジーとは雰囲気が変わりますが、現在もシリーズ「私立探偵コーモラン・ストライク」を絶賛執筆中です。

イギリスのBBCでドラマ化もされています。

この記事では、ハリーポッターを含むJ.K.ローリングの作品を全てまとめてみました。

▪️ハリポタシリーズの「次」が知りたい方はこちら(↓)

目次

ハリーポッターの作者「J.K.ローリング」の作品一覧

J.K.ローリングの作品を一覧にしました。

ハリーポッターシリーズ

1.ハリー・ポッターと賢者の石
2.ハリー・ポッターと秘密の部屋
3.ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
4.ハリー・ポッターと炎のゴブレット
5.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
6.ハリー・ポッターと謎のプリンス
7.ハリー・ポッターと死の秘宝
8.ハリー・ポッターと呪いの子
9.ホグワーツ 勇気と苦難と 危険な道楽
10.ホグワーツ 不完全 & 非確実
11.ホグワーツ 権力と政治と 悪戯好きの ポルターガイスト
12.吟遊詩人ビードルの物語
13.クイディッチ今昔
14.ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
15.幻の動物とその生息地
16.ハリー・ポッター魔法ワールド大図鑑

ファンタスティック・ビースト

1.ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
2.ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
3.ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

「カッコウの呼び声」は、「私立探偵ストライク」のシリーズで、現在7作品目まで出版されています。

(日本語訳版は2作目まで)

ハリーポッターの原作者「J.K.ローリング」って?

ハリーポッターの本の帯には、写真付きでJ.K.ローリングの簡単な紹介が書かれています。

1965年生まれ。乳飲み子を抱え、生活保護を受けながら書いた『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2007年7月にシリーズ全七巻が完結した。

私がハリーポッターを読んでいた時に知ったローリングは、このくらい。

ですが、作者が何を考え、どう生きてきたかは物語を通してしっかりと子どもの心に届いていました。

ファンタジーらしくない現実感と冷たさ

ハリーポッターの世界がただのファンタジーだと捉えるなら、作者のローリングはきっと、本の世界で空想にふけった、幸せな理想主義者と思いたくなるかもしれません。

でも、ハッキリとそれを知覚出来なくても、ぼんやりと心に残るのは「現実感」。

ハリーポッターは、どこまでも現実的であるということ。

ファンタジーの最強の武器である「ご都合主義」がないので、時に冷たく感じるほどの冷静さと現実感を持って迫ってきます。

それでもそこには「優しさ」や「愛」がある。

どんなに真っ暗な闇も、必ず光を灯す力がある。それをいつでも伝えてくれるのがローリングの作品です。

それはなぜなのか。

答えはローリングがハーバード大学の卒業式で行ったスピーチの中にありました。

とても良い人生のために

ローリングは、大学卒業後、一時アムネスティ・インターナショナルで働いていました。

その小さなオフィスで私は、投獄の危険を冒しても、自分たちの身に起こっていることを外の世界に告発しようとした人々が走り書きし、全体主義政府の目を潜り抜けて持ち出された手紙を、幾つも読みました。跡形もなく消えてしまった人々を必死に探す家族や友人がアムネスティに送ってきた写真を、私は目にしました。拷問された人々の証言を読み、受けた傷の写真を見ました。

とても良い人生のために

20代初めのローリングの心に刻まれた人間の恐ろしさ。

権力を手にしたり維持したりするために、人間が同じ人間に対してどれほどの悪を犯すものかの証を、私は毎日のように次々と見てきました。

とても良い人生のために

ですが同時に、アムネスティで活動する人々の「他人を思いやる力」に触れ、人間の善良さについても多くを学び心を動かされます。

このスピーチの内容を知って、ローリングの物語を改めて眺めると、物語の中にある冷静さと、深い温かさの根底に流れているものに気付きます。

信じられないほどの悪夢を生むのが人間であるのと同時に、他人を思いやる気持ち、「想像力」を持つことができるのもまた、人間だけであるということ。

その力を、あなたはどう使うのか。

そう何度も繰り返し問いかけられているような。

だからこそ、ローリングの描く「魔法」ほちっとも夢の道具ではなくて、時に人を誘惑し、他人を思い通りに支配しようと傾きます。

それを打ち破るのは、同じように「強い魔法」ではなく、人として誰もが持っている大切なもの。

友情や愛情や、他人を思いやり、想像する力を、夢物語ではなく現実の中で強く感じているからこそ、簡単な言葉であっても、深く強く心を打つのだと思います。

まずは、ローリングが世の中に出るきっかけになった、ハリーポッター関連の作品からまとめていきます。

J.K.ローリングが描いたハリーポッターの世界

ハリーポッターは7巻の小説です。

7作品目で物語は完結しますが、その後、続編となる「呪いの子」が舞台作品として生まれます。

他にも、チャリティーのための作品として、ハリーたちがホグワーツで使った教科書や、物語の中に出てくる「御伽噺」なども出版されています。

▪️賢者の石のあらすじを読んでみる

【本が読みたくなる】「ハリー・ポッターと賢者の石」あらすじを一言&簡単解説

ハリーポッター本編

ハリーポッターの本編は7作品。

本で読むと色々なバージョンがあります。

(装丁やルビの違いですが)

さらに7作目のラストシーンから繋がる続編「呪いの子」があります。

ハリーポッター関連作品

短編集や、物語の中で出てきた「物語」や「教科書」も出版されています。

  1. 吟遊詩人ビードルの物語
  2. クイディッチ今昔
  3. 幻の動物とその生息地
  4. ホグワーツ 勇気と苦難と 危険な道楽
  5. ホグワーツ 権力と政治と 悪戯好きの ポルターガイスト
  6. ホグワーツ 不完全 & 非確実
  7. ハリー・ポッター魔法ワールド大図鑑

ハリーポッター公式ガイドブック

2023年に発売されたのが、初めてのハリーポッター公式ガイドブック。

これまで、映画版のガイドブックや図鑑などはたくさん発売されていました。

ですが、この「魔法ワールド大図鑑」は小説のハリーポッターに基づくガイドブックで、J.K.ローリングが著者となっています。

物語の中の、あのシーン、あのセリフ。

それからいわゆる「専門用語」(笑)が素敵なイラストともに解説され、まさに図鑑の形にまとめ直されたものです。

本を読んでいて、もう1つはっきりイメージが浮かばない時などに、横に開いておけば、物語の世界により深くスムーズに入り込める本です。

短編:The prequel story

potter moreというサイトにローリングが書き下ろした短編がたくさんあります。

現在は別のサイトで、英語のみですがたくさんの作品が掲載されています。

電子書籍になっている「エッセイ集」もこの短編作品の一部です。

が、そこに書かれたもの「以外」にも、もう1つ作品があります。

それが・・

The prequel story

ハリーポッターが生まれる3年前、ジェイムズ・ポッターとシリウス・ブラックが登場する短編です。

チャリティーオークションのために書き下ろされたもので、正式な本などにはなっていません。

ネット上で読めますし、日本語に訳してくれているサイトもあったりします。

個人的には本にしてほしい…

話題になった当初、「ポストカード」的な感じで販売されていたようですが・・。

今はまぁ・・プレミア価格でAmazonに売っています。涙

ハリーポッターシリーズ:ファンタスティック・ビースト

映画作品がファンタスティック・ビースト。

J.K.ローリングが脚本を書いています。

1920年代の魔法界を舞台に、魔法界を恐怖に陥れたもう一人の魔法使い「グリンデルバルド」との戦いが描かれます。

  1. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
  2. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
  3. ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

ハリーポッター以外にも!子ども向けのハリポタ原作者作品

ここからはハリーポッター以外の作品を紹介します。

まずは子ども向けのものから。

イッカボッグ

コロナ禍で外に出られない子供たちのために、無料で公開されていたのが「イッカボッグ」という物語。

J.K.ローリングにとって、自身の子どもたちのための作品となっていた「イッカボッグ」でしたが、コロナをきっかけに公開され、出版されました。

小説というより、童話に近い雰囲気です。

物語の「語り部」がいて、時々お話を聞いている子供たちに問いかけたり、話しかけたりする部分があります。

英語ですが、ローリング自身が朗読してくれている映像も。

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