概要:ハリー・ポッターと呪いの子を東京公演版で
2023年6月に出版されたのが「東京公演版」の舞台脚本です。
公演を観に行った後で舞台を思い出しながら読むのはもちろんですが、東京公演版ならではの言い回しがあったりするので、そういった細かい部分を予習するのにはおすすめです。
(舞台ではヴォルデモートが「ヴォルデモー」になってます。)
赤坂ACTシアターでロングラン上映中の「東京公演」版は、休憩込みで3時間40分です。
これに対して、ロンドンで上演されている「ハリー・ポッターと呪いの子」は五時間を超えています。
読み比べると分かるのですが、人物やセリフがカットされたり、ストーリーの順序が入れ替わっていたりします。
なので物語としてしっかり読みたい場合は、愛蔵版や特別リハーサル版がおすすめです。
おすすめなのはこんな人
「呪いの子」東京公演版がおすすめなのは…
- 舞台を見に行く前に予習したい
- 舞台を思い出しながら読みたい
ハリー・ポッターと呪いの子の東京公演版
原著:J.K. ローリング, 原著:ジョン・ティファニー, 原著:ジャック・ソーン, Writer:ジャック・ソーン, 翻訳:小田島 恒志, 翻訳:小田島 則子
ポチップ
舞台として観に行って初めて完成するのが「呪いの子」
本としても十分楽しめるのですが、舞台を実際見に行くと、この作品は舞台として観て初めて完成するんだ…ということです。
それだけで世界が完結する「小説」とは違って、演じ手や演出、そして客席の空気感があってこその「舞台」で、舞台脚本はその一部でしかありません。
お安い席でも十分楽しめるので、騙されたと思って行って観てほしい・・と思っています。
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