USJのハリーポッターエリアにある「キャッスルウォーク」は、ホグワーツ城の中を歩いて楽しむことができるものです。
ちょっとわかりにくいのですが、入り口はハリポタのアトラクションと同じ。
しばらく休止になっていたキャッスルウォークが、ハリポタエリアの10周年を記念して再開されています。
2024年12月31日まで
ハリポタのアトラクションが苦手な方、もっとゆっくりホグワーツ城を楽しみたい方におすすめ。
この記事ではキャッスルウォークの概要と体験談を、写真多めで紹介します。
▪️10周年イベントはこちら
ホグワーツキャッスルウォークの場所や乗り方、かかる時間
ホグワーツキャッスルウォークはどこにある?
ホグワーツキャッスル・ウォークは、ハリーポッターのアトラクション「ハリー ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」と入り口が同じです。
ちなみに私は、アトラクションの入り口で、毎回キャストさんに聞いてしまいます。笑
そうすると…
「(アトラクションと同じ入り口から入って)、中でキャストに声をかけてくださいね」と言われます。
言われるままに進んでいくと、ちょっと行ったところが2手に分かれていて、一方がアトラクションへ、もう一方がキャッスルウォークだと案内してもらえます。
キャッスルウォークの方に進むと、キャッスルウォークの待ち列に合流できます。
キャッスルウォークの待ち時間はどこで確認できる?
お城に入る門がこちら。

向かって左の湖側に、「キャッスルウォーク」の待ち時間が掲示されています。

始まる時間が他のアトラクションに比べて遅かったり、終わるのが早かったりするので、その日の稼働時間をチェックしておきましょう。
この日は、待ち時間「5分」の下に、「OPEN 10:00/CLOSE 18:00」を書かれていました。
アプリなどにはキャッスルウォークの待ち時間が出ません。
ちょっとわかりづらいんですが見る価値はめちゃくちゃあります。
反対に知らないとなかなか辿り着けない…とも言えるかもしれません。
USJのキャッスルウォークは予約不要
USJのキャッスルウォークに予約などは必要ありません。
キャッスルウォークの稼働時間内に、アトラクションと同じ入り口から並びます。
入り口となる門の前に、たくさんキャストさんがいるので、一声かけておくと、「あれ??キャッスルウォークやってない?」とか不安にならずに済みます。
ホグワーツキャッスルウォークにかかる時間は?
これはかーなり人それぞれな気がしますが、サッと見るだけでいいのであれば10分くらいで見て回れるようです。
私は、写真を撮ったり、ダンブルドアやハリーたちのおしゃべりをしっかり聞いて、30分くらいかかりました。
さらに、さっさと進めばすぐにお城の外に出られるかと言うとそうでもないようです。
キャッスルウォークは、キャッスルウォークの出口付近で、一度アトラクションの列と交差してしまいます。
キャストさんが一定の間隔で、アトラクションの列を止めて、キャッスルウォークのお客さんを流す…という仕組みになっているようで、なんだかよく分からないけど前が止まっちゃって進めない、と言うのがおきました。
私が行った時は、2回とも待ち時間に差こそあれ、待ちが発生したので、さっと見られるから!とギリギリを攻めると次のショーやニンテンドーワールドの入場時間に間に合わない…!とかもあるかもしれません。
USJのホグワーツキャッスルウォークがおすすめな人
USJのホグワーツキャッスルウォークがおすすめなのはこんな人。
- アトラクションが怖い
- ゆっくり写真を撮りたい
- ゆっくり見て回りたい
アトラクションが怖い
ハリーポッターのアトラクションは結構ハードです。
揺さぶられる感と、映像のぐわんぐわんする感じで、怖いんだか気持ち悪いんだか。
足元がないので、本当に空に浮かんでいるような、踏ん張れない怖さもあります。

もちろん面白いし、乗る価値はあります!
とはいえ「やっぱり怖いものは怖い」。
一部、アトラクションの待ち列でしか見られないものもありますが、キャッスルウォークなら歩くだけですので、怖さはありません。
ゆっくり写真を撮りたい・見たい
ホグワーツ城の中をゆっくり見たい、ゆっくり写真を撮りたい方にもおすすめです。
アトラクションの待ち列も、ホグワーツ城の中を通りますが、あくまで「待ち列」なので、早くなったり遅くなったりします。
自分が見たいなと思うところで、列が止まってくれるとは限りません。
それからホグワーツ城の中は、かなり照明が落とされています。
写真を撮るにもめちゃくちゃ時間がかかります。
動かさないように…なんてゆっくり写真を撮っていられません。
キャッスルウォークなら、ゆっくり写真を撮ったり、展示をしっかり眺めたり。
途中のキャラクターたちのお喋りをじっくり聞いたりすることもできます。
USJのホグワーツキャッスルウォークの体験談
ここからは、キャッスルウォークについて写真多めでお伝えしていきます。
キャッスルウォークはホグワーツの雰囲気を味わえる
ホグワーツキャッスルウォークの魅力はなんといっても、ホグワーツの雰囲気をしっかりと味わえることです。
とにかく照明が暗めで、ぼんやりとした灯りが多く、古く歴史のあるお城であることを感じることができます。

まぁもはや暗すぎて何も見えん…!ってこともありますが。笑

そしてどこも、まぁ天井が高い!
壁から天井まで全てが「本物」です。
広いという実感より、とにかく上に向かって「高い!!」という印象。
上ばっかり向くことになるので、めちゃ首が痛くなります。


ここからは雰囲気はちょっと抑えめで、iPhoneがキレイに修正してくれた写真で紹介していきます。
ホグワーツキャッスルウォークの入り口はどこ?
ホグワーツキャッスルウォークは、入り口はアトラクション(ライド)と一緒です。

途中で二手に分かれて、キャッスルウォーク専用の待ち列で待機します。
この待機の時間がキャッスルウォークの「待ち時間」です。
そして、こちらがキャッスルウォーク専用のホグワーツ城への入り口です。

いざ、お城の中へ‥!

ホグワーツ城の中へ…
中へ入ると、この奥行き感…!!!


1つ1つをじっくり見るのもいいのですが、この「魔法のお城の空気」を広く感じてもらいたい!と思って、写真を撮り直してきました。笑
石造りの通路の奥には、グリフィン像が待ち構えています。
銅像の足元には4つの寮を象徴する動物たちがいます。

さらに進むと、4つの寮の得点を掲示する砂時計が。

石造りのお城の中にあると、本当に魔法の力がかかっていそうに見えてきます。

よくよく見てみると、それぞれの色のビーズの一番上を指し示すように、蛇やライオンなど寮の紋章の装飾が施されています。

雰囲気がすごいです。


左右をしっかり見ないともったいない。

いよいよ校長室につながるグリフォンの像に近づきます。



合言葉を唱えるとくるくる回って、校長室がある階まで連れて行ってくれるのがこの像の仕掛けです。

ちなみに原作小説では「ガーゴイル像」が校長室へのきっかけになっています。
スタジオツアーにもこのグリフォンがいたのですが、いまいちピンと来なかったのはそのせいだと、今ようやく、いろいろ調べていて分かりました。笑
グリフィン像を通り過ぎて、さらに奥へ進みます。


そこら中が「何かありそう」と思わせる空気感。
肖像画を行き来する魔法使いたちの様子を見ることができます。


動く肖像画
そして…動く肖像画のエリアへ。

この天井へのアオリをご覧ください…!!

肖像画も1つ1つがなかなかの大きさでそれが、何枚も上に向かって飾られています。
額縁のデザインや形・大きさも肖像画の主の個性が現れています。


ここではホグワーツの創設者4人の会話を聞くことができます。
ゴドリック・グリフィンドール、サラザール・スリザリン、ロウェナ・レイブンロー、ヘルガ・ハッフルパフの4人です。
どれがどの人かは会話をよぉく聞いているとわかるようになっています。
こちらがグリフィンドール。

そしてこちらがスリザリンです。

こんなお方だったのね。


肖像画たちがおしゃべりしているということは、スリザリンが出て行ってしまう前・・ということなのかしら。
なんて思いを馳せながらおしゃべりを聴きます。
ダンブルドアの校長室
肖像画のお部屋を出ると、ダンブルドアの校長室へ。

棚の1つ1つが面白そうなものたちで溢れています。
照明が暗すぎてよく見えないのが残念…
この飾り棚の上にご注目。

ゴドリックグリフィンドールの剣が飾られています。

くるっと回って校長室には、ダンブルドアが登場します。

私たちに語りかけてくれます。

アトラクションの方だと、通り過ぎてしまうエリアなんですが、キャッスルウォークの方は、校長室の真ん前の通路がちょっと広くなっていて、ゆっくり立ち止まって見られるようになっています。
ダンブルドアの映像が気になるところですが、ここでも、ぜひ上を見上げてほしい…!!

天井が‥高い!!!
で、ここの灯り、実際はこんな感じです。

真っ暗。笑

憂の篩(ペン・シーブ)もあります。
頭から記憶などを抜き出して浮かべることで、いろいろな角度から考えをまとめたり、新しい発見があったりという便利な道具。
スネイプ先生が、ハリーに心を他人に読まれないようにする魔法「閉心術」を教えるときに、自分の頭の中の見られたくない記憶をここに入れていました。
闇の魔術に対する防衛術の教室
つづいては闇の魔術に対する防衛術の教室。

扉が勝手に開くと‥

お馴染みの3人の姿が。

3人のやりとりを聞くことができます。

天井には骨格標本?が。

よく見ると、机の上には「教科書」が置いてあります。

周りにも色々なものが置いてありますが、まぁ暗い・・ので見えない!!


ただ、はっきり見えなくとも、1つ1つの装飾品や魔法の道具などが持つ空気感が、ハリーポッターの世界観をよりリアルに表現していることが感じられます。
こだわりがすごいのです。
太ったレディの肖像画
そして、「太ったレディ」の肖像画。

グリフィンドール寮へ入るための入り口です。
合言葉を言わなければ入ることができませんし、ときどき夜のお散歩に出掛けてしまったりします。
グリフィンドールの談話室
最後はグリフィンドールの談話室です。

グリフィンドールの寮の談話室は、アトラクションの並び列側に展示があります。
なのでちょーーっと見づらい。
ホグワーツ・キャッスルウォークはここで終了。
キャストさんの案内に従って、アトラクションの出口へと合流します。
キャッスルウォークでは組み分け帽子が見られない
この先には「組み分け帽子」がいるのですが、これはアトラクションの方でしか見られません。
なので、どっちも合わせてホグワーツ城内の展示を全部見られると言うことになります。
ただアトラクションの方にはスマホ持って入れない(持ってる人もいたけど、ちょっと落としそうで怖すぎる)ので写真に収められない…!のが悔しいところ。
やはりじっくりゆっくりお城の中を楽しむことができるのは、キャッスルウォークならではと言えそうです。
▪️予習も大切!
AmazonプライムビデオやU-NEXTで、見放題配信の対象になっているので「無料体験」などを上手に使うのもおすすめです。
まとめ
「ホグワーツキャッスルウォーク」は「10周年イベント」としての期間限定復活です。
期間は…
2024年12月31日まで
サッサと歩けば一瞬で終わってしまうのですが、どうかゆっくりじっくり見てほしい!
見るというより味わってほしい…!という感じでしょうか。
写真には映らないホグワーツの石造りのお城の冷たさとか、薄暗さみたいなものをじっくり感じながら歩いてほしいです。
肖像画のおしゃべりや、ダンブルドア、ハリーたちのおしゃべりも是非じっくりと。
意外とお城だけ見ていると、本物っぽすぎて逆に凄さがわからない感じになるのですが、キャラクターたちの息遣いを感じられると、ぐっと「映画の中」「物語の中」を体感している気持ちになれます。
映画でお城の雰囲気を思い出しておくのが必須です。
ポイントは物語ではなく、「背景」ですよ!
ホグワーツ城やホグズミード村を写真入りで紹介している「魔法界名所大図鑑」などで予習するのもおすすめです。
それぞれがどんな意味を持っているのか、さらに言えば、どうやって「文字」だけの小説の世界から、どこまでもリアルな「魔法」が作り上げられたのかがわかると、一層面白く見られると思います。
ちなみにスタジオツアーの「闇の魔術に対する防衛術」の教室はこんな感じ。

奥の方の展示や、建物の梁など細部の装飾までしっかりと見ることができます。
こうしてみると結構な違いがあるのが分かりますね。
それぞれに良さがあるので、ぜひどちらも体験して見てください!
▪️どちらに行くか迷ったら…